支援級で、支援の必要性を理解されてない。 | 日記

日記

知的な遅れ&自閉症&ADHDの診断が下りている息子を子育て中。

基本的にネガティブなこと、愚痴などしか書いてませんので、悪しからず…。

知的な遅れのある自閉症&ADHD児を育児中。



なぜ、支援級の先生方の中には

「この子は言えばわかるんです。だから、視覚支援は要りません」

とか平気で言える人がいるのだろう。


あと、「この子はそんな低レベルなことしなくても分かる」と言いたげな先生もいる。


視覚的な手がかりが低レベルだって?


とんでもない。


みんな、スマホのリマインダーとか、手帳とか使って、スケジュール管理してるでしょ?


それと意味合いは全くおんなじだよ。


それらを取り上げられたら、先の予定がわからくなって、不安にならない?


それらを教師側が少しでも、簡単なところからでも用意しない、配慮しないのは、

目が見えない人から点字や杖、音声ガイドを奪って、それで理解しなさいと言っているのと同じ。


歩けない人から車椅子を奪って、さあ歩きなさいと言っているのと同じ。


視力が落ちたら、眼鏡をかけるでしょう?

でも、そういう先生方には、それらのツールは必要ないということですよね。

先生方の言葉を借りれば「口で言えば分かる」「その内慣れる」「無くても分かる」ですもんね。

すごいなあ、先生達は。

さすが先生と言われるだけのことはある。


あ、もちろん、メモも取っちゃダメですよ?

知的な遅れのあるうちの子とか、メモどころか、文字だってまともに読めませんし、聞いたことをメモすることなんて出来るようになるかもわからないくらいですから。


でも、先生方は、何気なく使っているツールが無くても、スケジュールは立てられるし、覚えていられるし、

その内慣れるんですよね?


うちの子、慣れる気配が無いですけどね。

ずっと先生が付き添って、口頭で指示されてますけど、

理解してる風でもないですけどね。

視覚的に教えたら、彼には割と伝わることも多いんですけどね。


先生が彼の可能性を無意識のうちに諦めてるんでしょうね。




彼らにとって生きていく上で必要なものを奪っていることに気づかず、

果ては彼らの学びの機会を、教師自ら奪っていることに気づいてない。


視覚支援や構造化など、できるところから、簡単なところからでいいから、

忙しすぎて準備が難しいなら親や外部から来る支援の先生に作ってきてもらうよう頼んでも良いから、

準備してあげてほしい。


そうすれば、彼らは学ぶことができるんだから。

学ぶ楽しさを、感じることが出来るんだから。


なぜ、それがわからないのか。


ちゃんと、自閉スペクトラム症の特性について、

勉強してきてほしい。


頼むから。