昨日の記事↑で、私がクラスメートのお子さん達からの質問に、
初めになんて答えるかをぼかして書いていたのですが、
一応、少しだけ補足しておきます。
これが正解とかではなくて、あくまで私が考えた発言というだけですので、ご参考までに…
さて、何と答えているか。
「なんで喋れないの?」
に対しては
「今は○○だからって言われてるけど、まだ原因はよくわかってないんだ」
とまず答えてます。
子どもたちは恐らく、障害名を知りたいわけじゃなくて、理由や仕組みを知りたいのだろうし、障害名だけを言ったとしてもよくわからないだろう。
そして、もし障害名を教えたとすると、家に帰って自分の親御さんに聞くと思う。
「自閉症って何?」「ADHDって何?」「知的障害って何?」と。
でも親御さんの中で、障害について詳しい方はそんなにいらっしゃらないと思う。
実際に育てている私でさえ、まだまだよく理解できていないのだから。
それこそ、おじいちゃん、おばあちゃん世代は、
母親の育て方が原因という説が流れていた世代でもあるから、
それを聞いたことがある親御さんとかだと、間違った説明をお子さん達にされる可能性は、無いとは言えない。
(私も義母からは「あなたの関わり方が悪かったのよ」とか、知り合いのおじいさん世代の方から「母親の育て方が原因じゃないの?」とか言われてきました。あるある〜)
あとは「あ〜!自閉症って、あのすごい才能があるやつでしょ!?」とおっしゃってきたママさんもおられたなあ😅
良い機会だと「ネットで調べてみよっか」と親御さんが言われる可能性もあるが、
こちらの伝えたいことは伝わらずに、
ネットの情報から変に誤解されて終わる可能性もある。
調べることは興味があるということだから、ありがたいことなんだけど、
まあ、今すぐじゃなくても良いかなと、私は思っている。
一人一人の障害の特徴も様々だしね。
ネットで特徴の説明とか書いてあるけど、具体的にはピンと来ないと思うし。
ネットも色んな情報が溢れているし、
メディアでは、話題性があったり、華々しい話とかが取り上げられたりするからね。
障害名だけが一人歩きして、妙なレッテル貼りをされないように、
まずは、「今は○○だからと言われているけど、まだ原因はよくわかってないんだ」と答えています。
(※ちなみに、○○の部分は、今後も研究が進むにつれて変わっていくと思う)
そして、小学校低学年のお子さん相手だから、
手短に伝えることを意識している。
集中力はそんなに持たないだろうし、
小難しく言われても耳に入らないだろう。
上記の説明の仕方ですら、「まだまだ文章が長いし、小難しく言っちゃってるな💦」と私自身思っている。
が、それでも短くしすぎて誤解を与えたくないし、彼らが何かしら理解してくれることを期待して、上記のように伝えている。
で、最後はポジティブに返すことも意識している(それは前の記事に書いたので、興味があればご参照ください)。
以上、前回の記事の補足説明でした。