日本の経済が伸び悩んでいる中、毎年、確実に成長を続ける会社があります。僅かな年月ではなく、30年もの長い間です。
──株式会社青山メインランド。率いるのは、代表取締役社長西原良三。
創業は1988年に遡ります。30年の間にはバブル崩壊という日本経済の転換期や、リーマンショックという世界的経済危機も経験しています。

 

 

平成から令和にかけて日本経済はお世辞にも成長を続けてきたとはいえない状況を迎え、業界によっては常に苦しみ続けているところも珍しくありません。そのような状況下においても毎年のように成長し続けるという稀有な会社も存在しています。

それが株式会社青山メインランドです。創業は1988年、そこから30年以上の時の流れで、バブル崩壊やリーマンショックなど様々な出来事が起きてきました。
そうした出来事をすべてはねのけて着実に成功を重ねてきたのは、株式会社青山メインランドで代表取締役社長を務める西原良三さんの功績と言えるでしょう。では、この30年、青山メインランドはどのように成長してきたのかをチェックしていきます。

投資用マンションの分野でトップクラスの実績
西原良三

株式会社青山メインランドは、2018年度に売上高400億円を突破し、経常利益も20億円を超える数字を残しました。2019年度はこれらの数字は下がりましたが、決して伸び悩みがあったわけではなく、分社化を行ったことで物理的に数値が下がっただけです。
つまり、株式会社青山メインランドは今現在も着実に成長を続けていることがわかります。
西原良三さんが積み重ねてきたモノは確実に大きくなってきており、例年10%ほどの成長率を誇ります。そんな青山メインランドの躍進の原動力となっているのが投資用マンションです。

青山メインランドでは「メインステージシリーズ」という投資用マンションの販売を行っています。
投資といえば株などを思い浮かべますが、財産的に目減りしにくく、運用の過程で着実に利回りを手にできるのが不動産投資のいいところです。もし手放すとなっても、元々の資産がしっかりとしているので、お金がすべてなくなってしまうことにはならないでしょう。

なぜ青山メインランドの投資用マンションが強いのか



西原良三さんが社長を務める青山メインランドでは、投資用マンションが主力事業となっています。なぜトップクラスの存在感を残すまでになったのか、そこには投資用マンションとしてあるべき姿を西原良三さんが模索し続けたことも関係しています。
青山メインランドの投資用マンションは基本的にオーソドックスなモノが多く、デザイン的に奇抜なイメージを与えません。これはデザインにも流行があり、最先端を追い続けたものは少し経つと古臭さにつながってしまい、人気を落とすきっかけにもなります。
オーソドックスな物件は常に一定の人気を保ち続けるので、景気に左右されることなく、利用し続けてもらえるのです。

もう1つ青山メインランドの投資用マンションが人気を誇る背景には、投資用マンションにこれから投資を検討する人たちへの配慮が行き届いている点にあります。
特にこだわっているのが立地の部分で、都心部でしかも駅から徒歩10分圏内にマンションを建設しており、住みやすさにも気を付けています。そして、物件の管理に関しても徹底しており、安心して住んでもらえるような配慮が行き届いています。
管理も徹底し、トラブルがあってもすぐに解決できるような形になっており、これから投資を始める人からすれば安心して任せられることでしょう。

西原良三さんが行っている教育がすごかった

西原良三
西原良三さんが社長を務め、30年以上の時が経過した株式会社青山メインランドですが、きめ細かな配慮などが目立ち、首都圏において投資用マンションの供給ランキングではトップクラスの成績を残します。

先ほど紹介した理由も大いに関係していますが、もう1つ西原良三さんの社員教育もまた青山メインランドをトップに押し上げていると考えられます。株式会社青山メインランドでは、キャリアパスが明確に示されている点だといいます。

青山メインランドではまず最初に入社すると新人研修を受けます。この新人研修は実に1か月も行い、その期間に同期の絆を深めていきます。もちろん研修は新人だけに限らず、全スタッフも研修を受け、幹部候補生を育成する次世代育成研修も有名です。

何より、資格取得に向けた研修、勉強会を専属講師が行うのも青山メインランドの特徴です。西原良三さんがいかに力を入れているかがよくわかります。こうした人材育成の仕組みを、西原良三さんは「青山アカデミー」と名付けています。

女性育成にも力を入れる

日本の企業は最近になって女性活躍に力を入れるようになっていますが、実際にどこまで力を入れられているかは会社によってかなりバラつきがあると思われます。
その中で西原良三さんは女性社員の育成、女性活躍にも力を入れていることがわかります。これは青山メインランドの採用サイトにおいて、女性向けのページを用意していることからも明らかです。
女性が活躍できるかどうかは、女性がどのようなキャリアを描いてきたかがポイントになります。ここで登場するのは実際に営業でバリバリ活躍し、課長などを務めている人物です。
この人のようになりたいと思わせるような仕組みを作りだしており、他の会社を見ても、ここまでのことを採用ページで打ち出しているところは少ないでしょう。

もう1つ、子育てをする女性社員を何人も紹介している点も挙げられます。女性活躍のために育休や産休が使えるなどの情報はどこでも見られますが、具体的な仕事と子育ての両立をどのようにしてきたのかがわかるのも西原良三さんの知恵と言うばきかもしれません。

中には40代まで専業主婦を務めながらも青山メインランドに入り、たった数年でポジションをつかんでいくストーリーを紹介するなど、女性に夢を与えています。もちろんそこに至るまでは、多くの女性社員が切り開き、それを西原良三さんが認めてきた背景もあります。

まとめ

西原良三
毎年のように急成長を続ける青山メインランドを支えているのは、西原良三さんが築き上げてきた育成システムや女性を活躍させる風土、そして、西原良三さんが方針として掲げている、努力に対して最大限に報いていくという考え方です。

新型コロナウイルスの影響で難しい部分もありますが、過去には会社に貢献した社員を連れて海外旅行に行くなど、会社への忠誠を誓いたくなる仕組みを作りだしてきました。

西原良三さんは表立って雑誌のインタビューに答えるような人ではなく、どちらかといえば知る人ぞ知る存在となっています。そのため、西原良三さんが考える経営哲学はどのようなものかを知ることができるのは青山メインランドの社員のみとなっています。

青山メインランドの1年は他の会社の10年のようだと答える女性社員がいるなど、青山メインランドで成長を遂げた社員は少なくありません。西原良三さんが思い描いてきた経営の道筋は着実に存在し、創業30年、ずっと成長をし続ける優良企業へと変貌を遂げました。
西原良三さんの先見の明には頭が下がるばかりです。