第51回衆議院議員総選挙、予想を上回る最悪の結果になりました。騙し討ち的なワガママ解散で行われた総選挙、自民党が単独3分の2超えという圧勝、竹中平蔵がかかわっている新党「チームみらい」が謎の大躍進、その一方で立憲野党勢が大きく衰退。前回のブログでは不安がありながらもなんとか良い点を見出そうとしたが、結局不安の方ばかりが的中してしまった。急な総選挙で準備ができていなかった点を考慮しても、立憲野党勢はマイナスの大きな要因があった。そのうち2党について書いていく。それ以外に、れいわ新選組の支持票が大量に減り、小勢力であった「チームみらい」がその分を吸収するかのように増え、Xでは様々な憶測が流れているが陰謀論的なことはここでは控えておく。

     
自民党圧勝は、マスコミによって作り上げられた早苗フィーバーや、自民党が資金に物を言わせてPR動画を作りまくり、様々なサイトに貼り付けた(嫌でも動画や広告が表示されてしまう状態)ことが大きいが、野党の動きにも選挙結果が出る前から感じ取れた不安要素が見えていた。

はっきり言って、立憲野党は立て続けに自爆していたように見えたのであった。

ある党は代表による明らかな売国ならぬ売党行為であり、別の党はここ3年ほど沈みがちのうえ1年前のある出来事に始まったことから決定的な内部崩壊が起きつつある状態で、その一番の問題点を改善しようという動きがほとんど見られなかったのである。

①中道改革連合
水と油の関係であった立憲民主党と公明党が合流するということ自体、それも公明党を比例順位の上位に集めるという不平等条約、立憲民主党の前議員にとって悲惨な結果を予測していたが、予想よりはるかに上回る悲惨さであった。震災対応時の奮闘が印象的な枝野幸男さん、小泉政権当時の民主党代表でマニュフェストを武器に政権とガチンコでたたかっていた印象のある岡田克也さんまで落選するとは。そもそも野田佳彦代表は、このような不利な条件で合流を受け入れたのか、野田氏ぐらいの経験があれば悲惨な結果は予測できているはずだ。不平等条約を呑んだための悲惨な結果はこの通り。

 

思えば首相だった民主党政権末期の2012年当時も敵に大量の塩を送るような行為が見られたことは記憶に新しい。マニュフェストを破り捨て、消費税増税路線に切り替え(民主党政権時は実現しなかったが)、自民党にわざわざ差し出すようにして下野してしまった。こうして強行採決や閣議決定など強権政治の第二次安倍政権が誕生した。
思えばこのころ、民主党はすっかり自民党型政治になり、自民党・民主党・公明党の大連立という恐ろしい構想まで持ち上がっていた。野田氏や民主党に失望したどころか、当時は敵対心すら持っていた。その後紆余曲折を経て、枝野さんが立憲民主党を立ち上げ、小規模になったものの本来の民主党の姿に近い政党が誕生した。民主党政権当時は、結構非難した内容のブログを書いたが、改めて見返すとGDPランク回復や震災対応など、本来の民主党は優れている点が多かった。メディアなどによって潰されたという印象だ。

野田氏は立憲民主党発足から暫くの間は無所属で、できれば民主党の片割れのもう一方である希望の党(⇒国民民主党)に行ってほしかったのだが、立憲民主党に合流してしまった。ただ当時ツイッター(X)でも、いい加減野田さんを許そうよという動きもあり、支持者は今度こそと信じて合流を受け入れた。しかし今回不平等条約を決断し、勝手に党の方針(憲法や原発などについて)を変更し、同志を大量に落選に追い込むという裏切り行為をした。二度も裏切られたことになるわけだ。

ただこれは野田氏の独断、もしくは幹部の中のごく一部の議員らだけで決められたことであり、旧立憲民主党自体を責める気は一切ない。ほとんどの議員(多くは前議員になってしまったが)は被害者のようなもの。
選挙期間が始まる前に、読売新聞で野田氏は松下政経塾で高市首相の先輩であり、初当選の時には高市氏が選挙を手伝ってくれたという仲という記事を見た時、これは本気でたたかう気はなさそうだと直感した。あとあくまでも想像なのだが、表向きは自民党と関係を解消した公明党は、実際には裏でつながっている状況であり、前述の自民党・民主党・公明党の大連立を再びやろうとしたのではと推測している。自民党寄りという印象もある野田氏にとって旧立憲民主党の存続はそれほど重要でないだろう。自民党とのグルということを確信している。それなら元民主党の細野豪志氏のように自民党に移ってくれたほうがスッキリするもの。

野田クルゼ

野田クルゼ

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野田グルだぜ


悲惨な状況であったが、ちょっとだけ希望もある。代表も務めたこともある泉健太さんの仲間を思いやりつつの決意発言であり、素晴らしいの一言である。近々中道改革連合の代表が決められると思うが、大きな確率で代表に返り咲くだろう。

⇒そう思っていた矢先、今回の代表選に出ないことを宣言したようです。それも納得いく理由で。

旧公明党とは別れたほうがいい。多くの議員は勝手に変えられた党の方針に、本心賛同していないだろう。立憲民主党創立者である枝野さんも次の機会に戻ってきてほしい。

②メインで支持している政党
はじめに言っておきたいことがある。こちらの政党の支持者や党関係者が、立憲民主党を裏切り者と責め立てる言動が多く見られた。野田氏のほぼ独断で決められたことであり、多くの立憲民主党前議員や党員は混乱している。いわば被害者のように見える。多くは落選してしまい、それでもすぐに地元やSNSで誠実に謝罪されている。本音は公明党への合流前の元の立憲民主党の政策を持っているのだろうと思う。再び協力する日が来る日のことを考えて、責め立てるような行為はしないでほしい。またその行為が②の政党の品位を下げることにもつながってしまう。責めるなら野田氏一人に向けてほしい

野田さん、一言お願いします!

 

ここ数年SNSの書き込みなどを見て思うのは、多くの党関係者や支持者に欠けているのは外部から党がどう見られるかという視点であると思う。それでも10年ほど前はSNSの多くのアカウントは温かみがあったが、ここ最近は殺伐とした空気が流れている。本当に困ったものである。

暮らしや労働環境の改善、税金の集め方や使い方といった政策は素晴らしいことは変わりない。2014年にはブラック企業対策と民主党が崩れた分の受け皿として機能したことで大躍進(21議席)は記憶に新しい。国会議員まで上がってくる人物は優秀な方が揃っており、10人分の働きをすると自称しているが認めるところであり、2014年当時もいまもその通りであると思う。草の根で集めた庶民・労働者・農業従事者の困りごとを国会に運び、提案し政治を動かす、そういったことが支持する理由である。ただし党員の高齢化が目立ち後退しつつある。だが約3年ほど前から、それ以外の大きな後退の要因が発生し、失望している部分もある。
著作物もだしているMNさんが党運営に関して正規のルート以外で主張し、党外からしかもマスコミを通して異論を主張したという理由で、除名されてしまった。さらには党に対して辛口本を出し、京都の選挙において大きな実績を作っていた超ベテラン党員のSH氏まで除名されてしまった。これにより京都では比較的選挙に強かったのが弱体化してしまった。この2名は、今でも党を心配しブログや動画、FBで党はどうすべきかなどについて発信し続けている。(以下リンク)

MN氏のブログ
SH氏のFB
この御二方の書く内容は、耳が痛い内容もあると思うが党の再建について重要なヒントが多くあると個人的には思っている。けしからん裏切り者と見ている関係者や支持者も少なくないが、ぜひ読んで参考にしてほしいところ。

さらにその後福岡県では、県組織のドンが異論を述べる党員を「こんな連中」(略して「こん連」)と呼び、また党改善や問題を訴えた党員が次々除籍処分をされてしまった。そのあたりから本格的に士気が下がったように見える。そこからXで支持者間での争いが増え、選挙のたびに後退が目立つようになった。そして決定的な問題が、ちょうど約1年前に起こり、現在も継続している。
2025年の1月に、戸田公園駅でMY市議と党員の何名かが宣伝をしていた。少し離れた場所で市議選てトップ当選したヘイトピエロ(仮)が特定の民族排除に関するものと思われる宣伝をしていた。そこで党関係者を名乗る金髪女性がアポ無しで乱入しMY市議に協力を促したうえで(はっきり言って強制的に巻き込んだ)、ヘイトピエロを罵倒し始めた。そのようなことは本来の党のやり方ではないし、MY市議は引いた。そこにヘイトピエロが煽りを入れた。もちろん一番悪いのはヘイトピエロなのだが、金髪女性のやり方も大問題だ。その後Xで事実が動画とともに明らかになり、一部の党員・支持者からMY市議は中傷を受け、Xでのアカウントでの支持者間での分断が始まった。また医師の資格を持つ最高幹部団(仮称)の一人(以降、医師幹部と記載する)が金髪女性を持ち上げる動画を公開し、問題を指摘されてもなかなか削除しなかった。
それだけでは終わらなかった。従来は入党も許されなかった、し◯き隊関係者ら罵倒系(前述の金髪女性もその一味)が続々党関係者を名乗り、敵対政党の演説に特定の指を立ててカウンターという名の罵倒や嫌がらせを党名をデカデカと名乗りつつ続けた。中でも30歳代前半の赤メガネの男が有名だ。草の根活動と理論的な論戦を売りにしていた党にとって、これは本来のやり方ではない。その一方で有力若手議員らに親しげに近づきツーショット写真を撮るなど、党中央に接近したり売り込みを繰り返した。党がはっきり断る姿勢を見せず(前出の医師幹部のお墨付きもあり)、党関係者で親しく接している以上は議員は断れないので、ツーショットに映り込んだ議員を責める気は一切ない。その議員たちは、いわば接客という意味合いで微笑んでツーショットに対応したと見られるが、医師幹部は以下の通り、し◯き隊ボスのNOMA(以下写真の右側の人物)といっしょにいきり立った表情で映り込んでおり、蜜月関係であるのは明らかだ。NOMAは子分の預かりを頼み込み、医師幹部はそれを引き受けた、そのような行為が裏側で行われたのかと想像してしまう。

 


党になだれ込んできた罵倒系の奴らは本来の草の根活動だけでカウンターという名の罵倒行動に参加しない党員は「たたかわない党員」と見下し、大先輩党員であっても無礼な態度で接した。カウンター行動や奴らのXでの暴言は、Xで主に保守系アカウントで面白おかしく拡散され、党の評判はガタ落ちとなった。さらに罵倒系は自分たちの行為に反対意見を述べる党支持者や関係者のXアカウントに対し「こん連」とレッテル貼りをしたり中傷リプを送るということを繰り返した。新しく加わった分際で、しかも以前なら入党も認められなかったお前らが党の中心になったつもりかと言いたい。相変わらず前述のMY市議や、党の状態を客観的に見ることができ真っ当な発信をされている神奈川県議のON氏などに対する中傷も目立つ。

そして罵倒系に肩入れする党員・支持者と、批判的に見る党員(元も含む)・支持者(こちらが大多数)とで分断が起きた。ライトな支持者はもちろん、ベテラン党員さえ党を離れるといった現象が見られた。そういった状況が放置されたまま総選挙を迎え、除名・除籍問題も合わさって散々な結果になったと見ている。たったの1年3ヶ月で議席が半減という今までに例のない後退であった。

もっとも唯一小選挙区で勝てる沖縄1区は、長年持っていた議席を失ったものの、こんな状況で得票数を伸ばし大健闘したと言える。早苗フィーバーがなければと残念に思っている。
だが朗報も最近あった。三重県津市で党内パワハラやその対応の不手際が原因で党を離れて無所属になった30歳市議が、再選しそれもトップ当選するという快挙を達成した。離党した人の中には八つ当たりするかのごとく考え方を180度変えて右傾化する人も少なくないが、この市議は党本来の方針を維持し草の根活動を重視してさらに練り上げ、党の援助もない状態で協力者を集め、市民からの信頼を得ることに成功した。トップ当選はそうした努力の結果である。この裏切り者と吐き捨てる党関係者もいるが、ここは学ぶべきであろう。草の根活動のやり方自体は間違っていないことが証明できたのだから。三重県組織はハラスメント対応の不手際で逸材を逃したことになる。

今後党勢や支持を回復させるためには、暮らしや労働や農業など生業を重視した政策を強調し、他党のやり方を盗んでも動画やSNSなどでの政策アピールを強めていくことが必要と思っている。罵倒系一派を切り捨てること、また客観的な目で見て建設的な意見はたとえ異論と取られることでも参考にしたり聞き入れることをしてほしい。循環型対話をうたっているが、それを実践することを望む。さらに党員とくに専従で働く方にとって風通しの良い組織に改善していくことで道は開けると思う。党内はいわば日本の縮図であり、国民が元気になれば国力があがるように、党員が元気に安心して活動することができれば今後の躍進にもつながる。逆に今の問題を放置すれば衰退の一方である。新しい党員が入りづらい要因を改善しないまま、ただ増やせ増やせの特別月間を設け、それがどんどん延びてもはや特別ではない状況になっている。特別月間は一旦横において、問題点の特定や改善を優先すべきではと思う。薄々思っていたことだが、長期的スパンで思考する視点が欠けている。
80歳代以上の方は次回の大会で勇退されると思うが、現在9名で構成される最高幹部団(仮称)の一部の入れ替えもしたほうがいいかなと思う。特に前述の医師幹部はテレビなどの論客としては優秀ということは認めるが、分断のきっかけの責任をとってヒラ職員に降格にしてほしい。いっそ罵倒系を引き連れて新党を立ち上げるのはどうでしょうか? 

政党名は「京浜黒薔薇団」とか。

 

あと私ごときが言うのは、大変おこがましいのだが、前代表は当運営から距離をおいて、独自のつながりによる得意の外交に専念してほしいと願っている。

新たに最高幹部団(仮称)に入れるとしたら麻生元首相も認める経済通でかつ党の良心と呼ばれている参議院議員東京比例2位で今回の総選挙をたたかった政策アピール動画にも注力されている次期ホープ(50歳代だが)の元衆議院議員を個人的には推している。党代表の責任を問う声もあがっているが、大変な時に引き継ぎ、ようやく風格が見え始めたことや独自のカラーが見え始めたこと、さらに選挙でも自ら路上で多くの人との対話に務めたこともあり、個人的には続行でいいと思っている。

安心して草の根活動できる党に、再度躍進し多くの庶民・労働者などの困りごとが国会に届き、その人々の問題解決のために政治を次々動かしていける党になることを願っています!

 

立憲各野党が勢力を取り戻し、そこから新自由主義勢力や改憲勢力を押しのけ、失われた30年(40年になりそう)から回復をとげ、誰もが安心して平和に金銭的にも余裕を持って暮らせる日本になりますように!