mothy-悪ノP著、ノベル悪ノ大罪シリーズ第1段『ヴェノマニア公の狂気』感想。
・イラスト勢
・本文より(一章から順に)
・全体の構成
・extra chapter
・あとがきより
・まとめと今後のうんぬん

みたいな感じでつらつら行きます。
盛大なネタバレ...というかもはや内容そのまま口走ってるので、未読の方にはお勧めしません。出来ません。

ではでは。



・イラスト勢

...鈴ノ助さん(表紙)
イ、ケ、メ、ン。 どうしたのこの人。
グミナとメイリスの背中! ミクリア天使! ルカーナの横乳! めくったとこのIRとカーチェスたん!!
表紙からhshsさせて頂きました。

...笠井さん(ピンナップ.挿絵)
美麗挿絵ご馳走さまです。見開きのドヤ顔カーチェスと呻き顔ヴェノ公がたまらなかったです┌(┌ ^o^)┐
あとピンナップも...┌(┌ ^o^)┐
表紙開いていきなりのアレは反則だよ...。

...スオウさん(ピンナップ)
魔導師姉妹可愛くて辛い。スオウさんの髪の毛の描き方が凄く好き。

...壱加さん(ピンナップ)
IR可愛くて辛い。
壱加さんのがくぐみ万歳! 素敵!
あとルカーナさんでかい。乳が。

...憂さん(ピンナップ)
相変わらず綺麗...(ほぅ
さりげなくカーチェスの腕を掴んでるメイリスに「わあああカイメイー!」ってなりましたごめんなしゃい。



・本文より

一章から順に...のつもりですが、まとめて書いちゃいたいやつとかもあるので前後混ざってる所もあります。

まずは初っぱな、IR=「遺伝性悪意栽培者(hereditary evil raiser)」表記!!!!! チミドロスイッチ主コメワードがこんな所でくるとは想定外でした。
「her」と略されるこの人種は、殺人.暴動.破壊.人体実験等、非人道的な行動に走る傾向があるようで。子孫に遺伝されていくものだそうです。

チミドロスイッチのMAYUちゃんは確実にコレですね...。「her」であるもう一つの感情を押さえ込んでる、みたいな。
表記されてるIRとキリルさん以外に、初代アポカリプスも「her」の可能性高いですね。みんないろいろやらかす犯罪者集団だったらしいですし。メンバーじゃないけどセトも可能性ありますね。
その後、レヴィアンタは国家で「her」を駆逐しようとしたけど失敗して国家崩壊...IR以外の「her」はほぼ死亡...みたいな感じでとりあえずあってるかな。

話は戻り。
大罪の悪魔は「her」を人為的に生み出すことが出来る代物のよう。なるほど。
人為的に生み出された「her」でもそれが子孫に遺伝していく可能性もなくはないようで、今後の大罪人達はもしかしてヴェノ公の子孫ってことになるんじゃあないかと...
IRがヴェノ公に「子供は大切にな」と言ってるシーンもあったので、「her」を増やそうとしていた彼女の発言ですし、やはり人為的な「her」からも生まれてくるということはありえそうですね。

本文中ではヴェノ公は3人に身籠らせてます。
ルカーナと、メイリスと、ミクリア。
ルカーナの子孫は名字的にも、ガモン=オクト...映画館のイワシ...庭師のあいつに繋がるかな。誰かしらが「her」になっちゃったかは今のところわからず。
ミクリアの子供は『プラトーの花』で捨てられてる描写が出てきてるけども、楽曲からも詳細は分からないからなぁ...。保留。
メイリスは部下のコンチータ男爵に養子として渡したようですね。これは確実に子孫-ヴァニカ姉さんが「her」になりますな! どのように悪魔と契約したかは次の小説で明らかになるでしょう。楽しみ。



次。
IRの派生元はIAかなとか思ってたんですが、傀儡であるハル=ネツマは名前的にハク姉さんが派生元っぽいですよね。
IR自身は赤猫なわけだし、もしかしたら派生元は無いのかもしれませんね。もしくは赤猫繋がりでいろはちゃんとか。
本体はいろはちゃんだけど、体はハク姉さん...みたいな?


次。
『大罪の器を作った科学者』っていう表記がありましたが、やっぱりこれはキリルさんのことでしょうか...。
間奏曲のQ&Aで、「『ぜんまい使い』と呼ばれる魔法使い~」みたいな表記もあったし、可能性はありますね。原罪が大罪になってばらまかれるのはレヴィアンタ崩壊後ですが、追走のオルゴールから考察すると、キリルさんはけっこうな年まで生きてそうですし。

大罪の器繋がりで今回の本で出てきた器のお話。
色欲はまぁいいとして。
ミクリア自身が怠惰の器だったのが驚きでした。
IRがつくってあげたネチュハ人形(はちゅねが派生元ですよねw読みながら笑ってしまったw)で遊ぶことで悪魔が移ったってことで合ってるよね。
悪魔のミクリアも可愛くて天使でした。悪魔だけど。
元々はミクリアの祖母の中に居た、らしいのですが...そのお婆ちゃんは誰なんでしょうか...。100歳まで生きたっていう表記もあるので、15年に殺されてるイヴはなさそう。グレーテル...の可能性も否めないけども、ちょっと違そう。
あと、ミクリアの実親は何でミクリアを捨てたんでしょうか? 悪魔憑きは表面から見たら分からないようですし...何かしら他に理由があったのかな。

もう一つの器は『霧ノ娘』で初登場した憤怒の器。
この時代から基本型は鍵だったんですね。熱で形を変える性質もこの頃から。
大罪の悪魔達は、強大な力を持つ一方、お互いには力が通じない&通常の傷のように打ち消せないようで。
カーチェスがヴェノ公に刺したナイフの傷が塞がらなかったのは、ナイフが大罪の器だったからのようです。
歌詞の『毒を秘めた刀が刺さり~』の「毒」は、辞書的な意味の「毒」じゃなくて、「悪魔」ってことになりますね。
...なかなか素敵じゃあないですか。←

それから、
憤怒の器を持ったまま逃走したカーチェス。その子孫にイヴェットがいる、と考えていいのかな。父親から貰った、とも書いてあったし代々伝わってきたものだったとしたらありえますね。
それから、時代が飛びますがクラリスのナイフのお話。
クラリスが海辺でリンを襲ったときに持っていたナイフは、実は憤怒の器だったのではないか...という自説。
叙事詩-霧ノ娘では"革命を境になくなってる"という表記があったので、海辺で襲った後、そのまま海に捨てちゃったとか仮定すればそれなりに繋がりますよね。クラリスがリン(リリアンヌ)に対して憤怒を感じていたのは言わずもがなですし。
...どうでしょうか←


IRが両手いっぱいに器抱えて運んでる姿が可愛いと思った馬鹿はこちら。


次。
悪魔の力を維持する為にせくろすしてたのね。
エロい。俺得。
IRのケツを常に狙ってるヴェノ公。可愛い。
っていうか強姦はしないのね。紳士。


次。
漫画では結構出てたリリエンはほぼノータッチでした。ラージフ君が好きなのでちょっと残念だったり←
確かに漫画とノベルとで補完しあいーの方が考察も膨らむのでいいですね。
公式がくりりにフィーバーしましたが、ラジリリも可愛いなと思う今日この頃。

ラージフ君繋がりで「儀式」について。
記憶を消すためにヴェノ公が行っていた儀式...。
ある宗派には効かない、と書いてありましたが「ある宗派 」はエルド教...ですね。
「her」率いる悪魔達に対抗すべくエルルカに依頼したエルド神のことですし、信者には悪魔が聞かなくてもおかしくないですよね。地に跪いてお祈りするのもクラリスと同じですし。


次。
ベルゼニア帝国「五公」について。
分けられた地方毎に統治する侯爵がいる様子。
いまのところ出てきたのは...
*アスモディン地方ーヴェノマニア侯爵
*ミスティカ地方ーフェルディナンド侯爵
*ルシフェニア地方ー不明
*不明
*不明
...とこんな感じ。
グミナの父、グラスレッド侯爵はヴェノ公の仕事を代任していた様なので、五公の一人では無い...のかな?
コンチータ家は当時は五公ではなさそう。トーイ男爵がメイリスの直属の部下だし...、養子を迎え入れて、いろいろと落ち着いたところで力を持ち始める...とか。

ベルゼニアの五兄弟もなかなかキャラが濃いめ。
長男:ヤヌス
長女:フェブリア
次男:マルチウス(マーロン王も兼ねる)
次女:アプリリス
三女:メイリス

でぶい兄と姉に囲まれたメイリスが可愛いです。じゃじゃ馬娘とか...めーちゃんっぽい...
悪ノ娘では女戦士だった分、戦わないめーちゃんは少し新鮮でした。


次。
最後のシーンまで飛びますが、カーチェスが結構長いスパン女装姿なのに少しビックリしました。
いやいやヴェノ公、そんだけ話してたら流石に気付くだろwwとツッコミをいれたくなりましたが、そこまでカーチェスたんは美人だったのかと思うと少し胸厚┌(┌ ^o^)┐



・全体の構成

今回一番印象に残ったのは全体の脚本です。
『悪ノ娘』4巻も壮大な世界観に圧倒されましたが、今回は前後楽曲との繋がり抜きで、一冊の小説として凄く完璧な脚本だったと思います。


先代ヴェノマニア公爵の第一子であるケルビム(生まれつき顔に人面痣を持つ)。
第二子であるサテリアジス(イケメン)。
腹違いの兄弟。
主人公である「ヴェノマニア公」は、実は『サテリアジス』ではなくて『ケルビム』。

...この事実とヴェノ公の記憶を巡る描写がとにかく凄い...!!


ルカーナが拾った日記と肖像画を見るシーン...

日記は自分の日記を読んでるってことになりますね。
肖像画も自分の...??
"使用人服"って表記されてますが、表紙にある肖像画はヴェノ公と同じ服着てるし...。

肖像画は弟(=本物のサテリアジス)の??
いやでも使用人の部屋にあったしやっぱりケルビムの??
ならなんでサテリアジスの格好になったケルビムは肖像画と同じ服着てるのかしら。さすがに領主様と使用人が同じ服ってのは変でしょう...。謎や。

『兄に対する嫌悪』=『自分に対する嫌悪』ってことにもなりますね。


グミナを追い詰めるシーン...
「醜いのは他の男にうつつを抜かした君の方」の台詞。
これって"本物のサテリアジス"としての台詞としても、"なりかわっているサテリアジス=ケルビム"としても通じますよね。
現にグーミリアには目の前のヴェノ公はケルビムでなくサテリアジスとして見えてるわけですし。

本物のサテリアジス⇒
ケルビムに気がある、と思ってた件。
なりかわっているサテリアジス(ケルビム)⇒
過去の記憶...「あの人と結婚するの」の話。

この時点でヴェノ公はまだ"なりかわっている"という記憶がないので、どちらとしても通じるように悪pが仕込んだのでしょうか...。
素敵。


肖像画を燃やすシーン...
肖像画=ケルビムの肖像画。
この時点でもヴェノ公(ケルビム)はまだなりかわっている記憶が戻ってないので、『自分とは別物の肖像画をグミナが求めた』と思い込んでいるわけで。
クソ!! 気付けよ!! それがお前なんだ!! グミナが求めてたのは本物のお前なんだよ!!
切ねえ!!!!


ラスト「まだ君に...」...
楽曲だけだと、『ハーレムに引きずり込んだ後、きちんと君に好きだと伝えられなかった...!!』みたいな感じな解釈が一般かと思われてた(私もでした)その解釈が最後の最後で全てひっくり返されました。

ケルビムは、弟-サテリアジスの元へ嫁ぐことになったグミナに最後にせめて想いを伝えようと思った

グミナはサテリアジスとの婚約をあまりよく思ってないらしい的なことをサテリアジスが知る

サテリアジスの嫉妬や恨みの矛先がケルビムに

殺害計画があることをグミナは知る

ケルビムがグミナを呼び出す

サテリアジスは陰からそれを見ている(グミナは気づいてる)

殺害計画を阻むため、グミナはケルビムが想いを伝える前に「このナスビが!!(違」と罵る

......といった流れ。
つまりヴェノ公-ケルビムは、グミナに本当の意味で「まだ、好きだと言ってない」。


完璧すぎる...!!!!!←
2、3度読んで、前半部分にも大量に貼られた伏線に鳥肌が止まりませんでした...。
さすが悪P...



・extra chapter

ガモンとガレ様の究極のコラボたまらん┌(┌^o^)┐┌(^o^┐)┐

...それはおいておいて。
本編で出てきたIRの台詞とエクストラのMaの台詞で、「残り六つ...いや『五つ』」「残り四つ...いや『五つ』」ってのがありましたが、これは怠惰のクロックワーカーズドールをカウントし直してるってことですよね。
残り六つ⇒ヴェノムソードのみ...と見せかけて人形は出来はじめてる。
残り四つ⇒マーロンスプーン、ヴェノムソード、人形...と見せかけてガレ様には人形のこと言ってないから五つ、みたいな。

人目に付かない所に保存...
映画館ですねktkr!!!!←

ガレ様はミッシェルが人形だってこと気付いてないのかな...??
独り言の件と、IRの「私は彼女の母親(クロックワーカーズドールはIRが作ったから正しいは正しいんですよね)」の台詞に対しての反応の件からしても、この解釈でいいかな。


次。ラスト。
結局、Maはエルルカなのかイリーナなのかどっちなの!?っていう話...

レヴィアンタ災厄で勝ってるのはイリーナ⇒正式なMaはイリーナ??
けどVoiceはルカだし...⇒エルルカ??
メリゴド高地でのあとがわからないのでなんとも言えないか...



・あとがきより
"ボカロ小説"っていうジャンルって、どの話も、ストーリー...もっと大雑把に言えばオチが読む前から分かってるわけじゃないですか。
その状態で、小説自体を面白くするためには、楽曲でのオチ以外に更にどんでん返しを加えなきゃいけない所が、筆者さん達にとって大変なんじゃあないかという...
そんなことを、ちょっと思ったり。ね。
悪pだったら他楽曲にどう繋げていくのか~みたいなのも追加されていくから更に楽しいんですよね。



・まとめと今後のうんぬん
とにかく素敵作品でした...!!
(まとめ一行で終わったね)

次来るのはコンチータ様なわけですが。
コンチータ廃としては楽しみすぎてヤケ食いしそうなレベルで楽しみです。
今回リンレン派生のキャラがお休みだったので、次は確実に出てくるだろうしで楽しみ。

今回登場したコンチータ伯爵とバニカとの血縁事情とか、「残したら起こられちゃうもの」の台詞の事情とか...
また鳥肌立たせに、悪Pはやらかしてくれると信じているので今からご飯を山盛りにして待機せねば。



よし。
書きたいことマジで全部書きました!!
長いくせに拙すぎる駄文で失礼いたしました。
ここまでありがとうございます!


追加でぽそっと。
もう少しで悪ノ娘5周年!!
おめでとうリリアンヌ!! 大好き!!

(2013.2.24の記事を移動)