父との思い出備忘録ブログで
ちょっと重たい波動なので
どうぞ苦手とかな方は、
スルーなさってくださいね


ただどうしても
書き留めたくて


まだ気持ちの整理
出来てるようで
この日が来ると反応が出てくるんですよね








この日を迎えると
なぜこんなに心が苦しくなるんだろう

なんか心が
ちぎれるように痛い

数日前から
いや、5月に入ったらすでに
私の心は.   .   .   
晴れたり曇ったり




今日は、どうにも落ち着かなくて
あちこちお店を回ってきたものの
やはり何の効果なく
切なく痛くて

2年前の朝からの
私が見た映像がその時のまんま
全く色あせないで記憶にある

この日は、父が入院してる病院から
ホスピス介護施設へ移動した日だ

11時に介護タクシーを予約していた

この時期は、まだコロナが蔓延していて
お見舞いには、行けず1回だけオンライン対面をさせてもらった

その時の動画も残っている
その時は、父は、最後の力を振り絞っているかのように気丈にしっかりした口調で元気をアピールしてくれた

ほぼ毎日父から電話もあった

毎日がだんだん回数が減り
最後は、電話すら出来ない状態になる

衰弱していくスピードに
心がついていけなかった

最初は、食欲もあったが
徐々に
衰弱していくのが
本当に早かった



介護タクシーには、ひとり
一緒に便乗出来る

私は、嬉しかった
やっと父に会える

父は、毎日
病院から早く出たい
独房みたいで辛いと
早く家に帰りたいと伝えてきた

アクティブで自由奔放に
出歩くのが大好きな人だったから


意識は、しっかりしていたから
寝たきりになりベッドでひとり部屋
独房と表現したくなる気持ちもわかる


唯一私の出来ること
電話で父の心の苦しみに寄り添い
そっと励ますしかなかった


途中省略。(長くなりますので)



救急の出入り口で父を待つ

待ってる間空を
見上げたら太陽がこんな事になっていた








とりあえず写真を取り
後ほど調べてハロだと知る

初めて見るハロだった

不思議な感覚だった
父の退院日にまさかハロが
現れるなんて

宇宙からのエール、励まし?
なんかわからないがとても嬉しかった




父もきっと宇宙に見守られている
あとわずかしか命は、残されてないが......
大丈夫!大丈夫!

もう全てを天に委ねよう
私ができることは、最大限してあげる
それがベストと自分に言い聞かせた


ストレッチャーで運ばれてきた父は、
入院した時と別人のように変わっていた

うー、うーと唸っていた
私は、心配で看護師さんに苦しいんじゃないですか? プチパニックで尋ねると

最近は、この状態です
痛み止めの処置してますから
心配ないですよ...と言われる


"お父さん” と話しかける
父は、私の声にしっかり反応してくれた

薄っすら目を開けた瞬間
太陽から眩しい日差しの直撃を受け父は、

○○○かぁ、と私の名前を呼び
眩しいな、外か
やっぱり外が気持ちいいなぁ

父らしい呑気なセリフを言って
私を安心させた

お父さん、綺麗な施設に行くからね
一緒にタクシー乗るからね
病院良く頑張ったね

泣きそうになったが我慢して
笑顔で父に接した

介護タクシーにふたりで
乗り込み、私は、ずっと父の手を握っていた

生きている父の手を握れるのは、
あとわずかなんだ

心が押しつぶされるぐらい切なかった





2022.5.11









この数週間後に
ホスピスで父は、天国に旅立つ

微笑んでいるような
穏やかな表情で息を引き取る


生きてる時は、
そんなに意識したことなかったが

別れが近づくにつれ
私は、父をこんなに愛していたんだ
大好きだったんだ

自分でも驚くほど
父への愛情が湧いて湧いてとまらなかった



これって
言い換えれば

私も父にどれだけ愛されてきたか
いっぱいいっぱい愛をもらったという証だ

母には、酷いことした父だが
娘の私には、たくさんの愛情をくれた

私のワンオペ育児も
仕事で忙しいのに時間を見つけて
手伝いに遠い所何回も足を
運んでくれた

本当にありがたかったし感謝している

寡黙で余計な事言わない

なんか物足りなさを感じていた私だが. . . 

娘を傷つける様な言葉言ったことない。



私は、いつも
愛されていたんだな

幸せな娘でしたよ、お父さん


 

かなり昔親戚のおじさんが亡くなった時
火葬場でいよいよ最後の別れで扉の中に入れられてしまう時に
その娘たちが(私からしたら、いとこ達)
お父さん行かないでー!って言ったのよね
その時は、ちょっと冷めた目で見ていた自分がいたのですが


当事者になったら
痛い程気持ちが理解できた

口には、しないものの
同じ気持ちでした

自分も同じ立場になって
初めてわかった




父の年齢考えれば
大往生なんです

だからもっと冷静でいても
いいのだろうが

私は、駄目なんですよね



そんな自分も受け入れ
タオル片手にどうしてもブログに
書きたくて

ホスピスでは、手厚くケアをして頂き
時間を合わせて
入浴後に父の頭を乾かす
ドライヤーをやらせてもらったり
色々きめ細かく家族側にも配慮して頂きました


何もかも
関わってくださった方々に
感謝しかありません

ありがとうございました。





もうそろそろ
力つきそうですので

これにて失礼いたします


先日ニュースで
東京の空にハロが出た4.29

それ見て

2022.5.11がフラッシュしました



毎日、父の遺影には、
最後まで欲していた氷水を
手向けています

吸い飲みで
何回も何回も美味しいって

人間の命が終わる瞬間

最後まで生き抜く尊さ

人生初の親の看取り体験でした。




様々な状況の方が
いらっしゃるでしょうが...


最後まで
拙いブログを読んでくださり
ありがとうございます。



少し気持ちが
整理出来ました
ありがとうございます。