私自身にとっては、久々の映画!
最近観たいと思う作品が無かったので、「告白」・「孤高のメス」以来でしょうか・・・
私自身は吉田修一sの原作も読んでおりましたが、どんな作品かと
思うと・・・今ではぜんぜん思い出せない作品でした。
思い出せない!て事は、原作にのめり込む事が出来なかったのでしょうね~(笑)
妻夫木君は、本当に演技が上手かったのですね!祐一って役は言葉数も少ない
難しい役でしたので、本当に好演でした!私が今まで思っていた彼の役の
イメージを覆してくれました。
この映画、本当に観て好かったと思う。観ていない方には言葉では上手く説明がつかないのですが、私が思うには、人間の醜さ、淋しさをストレートにリアルに描いた作品!
そのリアルさが故に余計な感情が表に出ず、話にどんどん引き込まれて行き、観終わった後、何とも言えない余韻が残る作品でした。
殺人を犯した祐一、一緒に逃げた光代、殺された石橋佳乃、増尾、母親など
本当に誰が悪人だったかは・・・
とにかく観て下さい!今年の賞は総なめでしょうね