朝の3時半
この時間
目が覚める


オムツ交換の時間だったから


おにぎりや卵サンドイッチを持って
星が出ている中
オムツ交換に行った

オムツ交換、清拭を先にしてから
食べるんだよ!って言っても
母は、待てなかった

見かねた父が
かりんとうを口に入れると
ニコニコしていた


毎日毎日
繰り返し

これが普通で
母の状態もわかった


だけど
入院した日は違った


オムツ交換に行っても
寝ていた
起こしても起きない
話しかけても
寝ていた

いつもと違う


支度をして
病院へ行く


酸素が足りない
酸素マスク
血液検査の結果も悪い
救急車の要請
その間
念のため
インフルエンザの検査

念のため

そう
念のためだった


ところが
検査の結果
インフルエンザに感染していた

熱はなかった


まさか
インフルエンザだなんて
思いもしなかった


感染源は…



デイサービスにはまだ、誰もいない
私達家族も
あとは誰にも接触はない

唯一
考えられる事
数日前に父が出した高熱

八畳間に2つのベッドを並べてあるから
一日中ずっと一緒にいる両親

父は
検査したが
インフルエンザではなかったらしい
でも、
後から考えると
あれが、インフルエンザだったのかも
しれない


父が
落ち込んでいる原因


自分がインフルエンザをうつしてしまったと思っているのかもしれない


たとえそうだとしても
父からうつったインフルエンザなら
母は、怒りはしない
他の誰でもない
夫からなのだから