最近、いろんな事をよく忘れて、覚える事が出来ません。
初対面の人の名前とか、昨日何をしたとか。レッスンで習ったこともすぐ忘れてしまいがち。
年を取るということは、そういうこと。記憶力という能力そのものが加齢によって低下する。
と言ってしまえばそれまでなのですが。。。
でも、しっかり覚えることができる時もあるのです。その差は何か?
最近まで、自分自身にとってより印象深く残った出来事だったかどうかではないか?と思っていました。
でも、例えば旅先での美しいな景色や、美味しかったレストラン名とか最近観て感動した映画なども結構忘れていたりするのです。
で、最近ある人のブログを読んで、はっと気づかされたことがありました。
それは、「大人の脳は覚える必要のあるものとないものを仕分けし、覚える必要のないものをどんどん切り捨てる作業を無意識にしている」という説。
若いうちは色んな情報を吸収しないと生きていけないという不安がある。一方年を取った大人はある程度過去の経験から生き延びていく処世術や考え方を十分に身に付けており、新たな情報のインプットがなくても何とかなると思っている。したがって、新しい情報を脳が無意識に必要のないものとして遮断して記憶に留めないようにする。という考え方です。
なるほど!と思わず納得。
人間、年を取ったって人生いろいろ大変な事に出会うけど、その克服の方法は過去の経験に基づいて処理するのが一番安心感があります。だから新しい方法での解決は、意識の中で困難や苦痛を伴うのです。その新しい方法は、若い人にとっては明らかに昔の方法に比べて楽な解決法なのに、年配者にはそうではない。スマホなどの最先端のデバイスを使いこなせないお年寄りが多いのは、この無意識の認識が大きく影響するのではないか?と。
それを逆に考えると新しい情報を記憶させるためには、その情報が如何に自分にとって必要かということを心が納得しないといけない。
私の場合、コードやスケールを12Keyで練習するときに何度確認しても忘れてしまうのが、決まってBとかE。ジャズピアノは12Key全てに万遍なく対応することが必要だよと言われても、「こんなコード出てこないことが多いから。」と心のどこかで後回しする意識が記憶を邪魔する要素になっていないか?
覚える努力をする前に必要性を理解し認識する作業を行うことが重要かなと思いました。