7/8 残念ながら阪神は
3-2でヤクルトに負けたが
数日前からの雨予報もハズレ

無事に試合終了まで観る事ができた。 


試合終了後 

観客達は足早に帰って行くけど、

僕はこの甲子園球場を後にするのが

本当に名残惜しくて、しばらくポツンと

そのまま一人座席に座り

この美しい甲子園球場を眺めていた。

異常に蒸し暑かったけど、

後ろから吹いてくる甲子園の浜風が

なんだか心地よく感じた。  



球場の外へ出ると

家族連れ、友人同士、恋人達、

熱狂的な虎キチ達、ヤクルトファン、

そして僕のように、ひとりでいる人…

勝っても負けてもみんないい顔してたなぁ。



その後、阪神電車に乗り

難波駅に到着したのは

PM22時半を過ぎていた。



僕は今回の旅で

もう一つ是非行きたかった場所がある。

虎党居酒屋「とらやんけ」 



地図を見ながら探してみれば、

あったあった「とらやんけ」の提灯と看板。 







店は小さな雑居ビルの2階。

一見、入りにくい怪しい感じだけど

なんか僕は吸い込まれるように

普通に入って行けた。 


小さな引き戸をガラガラと開けると

マスターとお客様が二人。


僕「ひとりなんですが、いいですか?」 


マスター「あと1時間で閉店なんやけど

それでもよろしいですかー?」


僕「もちろんです、お邪魔します!」 

マスター「どうぞどうぞ!」 


と、ウェルカムしてくれた。 



カウンターに座り

まずは生ビールを1杯。 

マスター

「あるもので良ければ、何か酒のあてを

 作りましょうか?」 

「好き嫌いとかありますか?」

 僕 

「何でも大丈夫です、お任せします」  


マスターはササッと酒のあてを

作ってくれて、

美味しい料理に

僕は芋焼酎へと切り替えた。




マスターはたぶん僕と同世代だと思うが、

若白髪で、とにかくカッコいい!

しかも腰が低くて、面白くて、

この人は男にも女にも

モテモテだろうなっていうくらい

物腰も佇まいも

本当にカッコいい!  


僕はそのマスターと常連のお客様に

東京から来た事、

阪神ファンである事、

元高校球児で

甲子園を目指していた事等を伝えると、

酒を酌み交わしながら

色々な話をしてくれた。 


お店に入ってからわずか1時間

あっという間だったけど

なんか中身の濃い1時間だった。 

そしてやっぱり人があったかかった。 


「9月にまた甲子園へ行く予定です。

 またお店に寄らせてもらってもいいですか?」

マスター 

「もちろん! 是非また来てください

 お待ちしております!」  


いやいや

マスター本当にカッコいいわ。 

ご馳走様でした! 




帰り間際に店内を撮らせてもらった。









「とらやんけ」