僕には今年で還暦を迎える
5歳年上の兄がいる。
僕とは性格やタイプも真逆な兄。
兄はヘビースモーカーで大酒飲み、
いつも適当でだらしなく
お気楽でノンストレスな男。
僕の記憶では
兄らしい事をしてもらった覚えが無い。
昔兄は、家賃を滞納していて
僕が代わりに2ヶ月分払ってあげたり、
父親が兄の借金の肩代わりをしたり、
親戚に色々迷惑をかけたり…
親戚や身内からも、
兄弟どっちが兄か、弟か、
わかりゃぁしないなんて言われる始末。
更に、
この何十年も健康診断なんて
まず受けた事も無ければ
風邪をひいたなんて聞いた事がない兄。
そんなお気楽な兄から、
忘れた頃に励ましのLINEが来る。
「自分よりまだまだ若い弟が
病気で辛い思いをしていると思うと
切なくなるよ… 」
あまり信用が無い兄からの言葉は
嘘っぽくも聞こえてしまうけど、
まぁ、そこは実の「兄弟」だし
素直に受け入れてしまうものだ。
だから僕は
「そういう運命だからしょうがないよ…」
と答えるしかない。
僕も何も考えず、ストレスも抱えず、
お気楽に、迷惑をかけたり
平気で人を頼ったりするような、
そんな生き方をしていれば、
癌になんてならなかったのかな…って
兄を見ていると
いつもそんな事を思ってしまう。。。
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スーパーで大量に安売りになっていた
小田原「鈴廣」のかまぼこ。
板わさにして食べた。
味は鈴廣だから間違いないけど…
笑える、長友(笑)
こんなのあるの知らなかった。