そうそう

肺がんの手術の事で頭がいっぱいだったので

すっかり忘れていた事がある。 


手術の10日程前に脳と全身のMRIを撮った。

結果は画像を見る限り、脳や身体には

癌の転移はなかったと医師から説明を受けた。 

ホッとした。


しかし!

医師から一つだけ、ある指摘を受けた。

「ちょっと画像をよく見てください…」と医師。 



透明中隔腔(ベルガ腔)  

この真ん中に挟まれた細長いヤツ。

通常は左右の物しかないらしい。


医師「脳のMRIは初めてですか?」 

僕    「はい」

医師「何か頭を強く打ったりとかは?」

僕 「ないです、酒の飲み過ぎで脳が肥大してるとか?」 

医師「全然違います(笑)」

とジョークを言ったら笑われたが

いやいや、いきなり医師から指摘され

肺がんの他に今度は脳かい!って思った。


そして医師からは、

特に問題は無いし、病的意義も通常はない。

殆どは無症状であり、経過観察も必要ない。

先天性のものと言われているし、

よくある変異で、殆ど問題はない。

目が見えにくいとか、

何かしら症状が出てから、

病院に相談されてもいいんじゃないでしょうか。


「ただ、100人に1人の割合と言われてます」と。 



ゲッ!(笑) 

なんかイヤだなぁ

100人に1人とか言われると(笑) 


医師に大丈夫って言われても

脳の事だし、

普通の人に無くて、僕には余計な物が

真ん中にバッチリ映ってるし… 

僕は帰ってから早速

色々と検索をしてみた。


大きくなると

☆視覚障害 

☆行動異常 

☆自律神経失調症 

を、きたす事がある。 


画像見る限り、充分大きいじゃん!(笑)

(☆視覚障害)は普通に0.2とか0.3で

たまにメガネかける程度だし… 


(☆行動異常)?は 

まぁせっかちとか、思いたったら吉日みたいな

ところがある位で、まだ認知症ではないしな…


(☆自律神経失調症)は若い時に失恋をして

心も身体もズタズタになった時以来かな… 


100人に1人の逸材!とか

100人に1人の合格者!とか 

100人に1人の抽選で当たりました!とかね… 

それならいいんだけど 泣き笑い 


なんだかまた一つ

爆弾を抱えてしまった心境でございます。