今回の肺がん切除手術の為の入院。

医師、看護師さんはじめ

病院のスタッフさん達には

本当に感謝の気持ちでいっぱいで

あらためて

ありがとうと言う言葉を伝えたいおねがい




主治医で外科部長のドクターは

いつも白衣とシャツを纏ったベテランの方。

一見、イタリアのマフィア風にも見えるが、

イタリアンのシェフにも見える赤ワインイタリア

強面なのに話の中で必ずジョークを交える

洒落が効いたちょっとお茶目なおじ様。

僕はこの病院でお世話になろうと

最終的に決めたのは、

この方の人柄と言うか、相性と言うのか

素直にこの人の胸に飛び込んで行けたからだ。



次は今回の手術の執刀医。

若きエースと言った感じの

外科医?執刀医?が着ているイメージの

いわゆるダボシャツみたいな(笑)のを

いつも纏っている筋肉

ブルーではなく、ブラック。いつもブラック。

どんな時も常に冷静だけど、

先生に対して僕が、

つまらないジョークまがいな事を言うと

顔をクシャクシャにして

無邪気な笑顔を見せてくれる

ドレーンもクチュクチュスポッン!ダッシュ

素早く痛くないように抜いてくれたOK


そして入院の日、手術の朝、

集中治療室から戻った後、

そして退院の朝… 

不思議と要所要所で

僕の担当だった看護師さんの

ちーちゃん(名札の名前から勝手に命名) 

何から何までお世話になって、キチンとした

本当に素晴らしい看護師さんだったキラキラ

手術室まで二人で歩いてエレベーターに乗り

つまらないジョークで

自分の緊張を紛らす僕だったが、

手術室まで一緒に付き添ってくれて

励ましてくれた事を、ぼくは忘れない泣き笑い


他にも日替わりで担当して頂いた

看護師さん達も素晴らしかったし

個性も色々あって

そういう人間観察をしてしまったりするのが

僕の悪い癖なのだ。(基本良い所しか見ない) 


すぐに友達みたいに懐いてくれた

神田うの風(古い)の娘。


ショートカットの昔体育会系だったであろう

テキパキ仕事デキる系女子(ソフトボール系) 

優しく尿管を抜いてくれた(笑) 


ほんわり柔らか優しい系の中堅看護師さん。

物腰が本当に優しくて

ついついこっちも笑顔になってしまう。


若く爽やかでお婆ちゃんに好かれやすい

聞き上手な

唯一の男性看護師さん。


一見キャバ嬢系かと思ったけど

言葉使いも丁寧、生真面目、仕事も丁寧な娘。


最後の夜はたぶんベテランであろう

安心させてくれる余裕と貫禄、雰囲気。

声のトーンも病人には丁度よく、

的確なアドバイスを丁寧に

尚且つ、聞き上手の方。

ちょっと近藤春菜風

(看護師さんの方がお綺麗です) 

の優しいメガネの看護師さんおねがい


看護師さん以外では、

たぶん普段は引っ込み思案で、シャイで

真面目で、子供の時はきっと目立たず、

頼まれたら断れないタイプの

それは優しい若き男性介護ヘルパーさん。

目立たず地味だけど、

あなたが一番仕事してたよ、

うん、その姿がカッコ良かったよ拍手



8月に行きつけのクリニックで

肺がんの疑いがあると

最初はいわゆる巨大病院や、がんセンター、

大学病院を紹介されたが、

僕は自分の意思でそれを断った。

そして 自分の意思で

この病院の紹介状を書いてくれと

クリニックの先生に頼んだ。 

何の根拠もないし、特別な感情もない。

ただいつも仕事の行き帰りに

必ず目に入る病院で

何かここだなって思っただけだ病院



私服に着替え、

病棟のナースステーションで

担当看護師のちーちゃんにお礼を言って

エレベーターに乗った。

エレベーターは下の階に到着し

扉が開いた。 

その時

見覚えのある看護師さんとすれ違った。 

あっ!と思って

看護師さんにお礼を言おうと思った瞬間

エレベーターの扉は閉まってしまった。

その看護師さんは

ブログ「集中治療室の悲喜劇」に登場した

江口のりこ風の看護師さんだった。 


目を合わさずに真っ直ぐを向いていた

そのクールビューティーは

まさに江口のりこだった…