検査も問題なく終わり、18時夕食
7年前、母が胆管がん〜肝臓に転移してしまい、
終末期を緩和ケア病棟で過ごした。
僕は病棟へ1か月程泊まりがけで母に付き添った。
母は日に日に普通の食事もできなくなってしまった。そして最後の最後までそばに居て、看取る事ができた。
今日そんな事を思い出して、普通に常食を食べれる事だけでも僕は幸せだ。
がんという病気は不思議というか、何を考えてるのか… こうして癌が見つかっても特に自覚症状もなく、でもそれを放っておけば 悪性達細胞は1つが2つ、2つが4つ…と細胞分裂を繰り返し増殖し、いずれ我々を衰弱させていくのだ。
まだ自分が癌になったのが信じられないけど、
受けいれなきゃいけない。
今、向かいのベッドにいるおじさんも、夕食後
窓の外をずっと眺めているのかガラス越しに見える。
そとはもう真っ暗なのに…