2015 01 21(水)
東映太秦映画村で最後に訪ねた場所は「映画文化館」の2階に設けられた“日本映画資料展示室”。
2階への階段途中に置かれたブロンズ製オブジェが出迎えます。(太秦広隆寺の「弥勒菩薩」をデフォルメか・・?)

2階の壁面には日本映画の殿堂入りになった著名な映画関係者の写真が展示されています。
階段を上がった正面に展示されていたのは日本映画の父と呼ばれる「牧野省三」写真と牧野省三賞ブロンズ像。(階段のオブジェ原型)
牧野省三賞は日本映画の創造と発展に尽くした人を表彰するため、1958年に創設されました。

館内には名だたる映画人の写真が並べられ、在りし日の活躍が偲ばせます。

左から、特撮の名監督「円谷英二」。喜劇王「榎本健一」。松竹映画創業者「大谷竹次郎」。名監督「小津安二郎」。東映社長「大川 博」。

日本映画の黄金時代を築いた「マキノ雅弘」。ヤクザ映画の名優「若山富三郎」。社会派監督「今井 正」。歌手・俳優「美空ひばり」。日本を代表する大女優「田中絹代」。

世界のクロサワと言われた「黒沢 明」。 時代劇の名優「中村(萬屋)錦之介」。旗本退屈男で大活躍「市川右太衛門」。丹下左膳で名声を博した「大河内傳次郎」。

その他にも牧野省三賞を受賞した沢山の映画人のプロフィールが展示されていました。
卓越した映画人に贈られる各賞のトロフィーなども間近に見ることが出来ます。
映画撮影に活躍した新旧の撮影機材。 アスペクト比が9:16のフードを付けた米国製ミッチェル撮影機。

明治期から現代に至るまでの日本映画のスナップショットが展示されているコーナー。
代表的な日本映画のワンシーンをご覧ください。
昭和10年代の主な映画。 戦時色が色濃く表現される暗い時代でした。
昭和20年代の映画。 敗戦後は名作が数多く生まれました。「青い山脈」「君の名は」「羅生門」「二十四の瞳」・・「ゴジラ」など。
昭和40年代の映画。 市川崑監督「東京オリンピック」、「華岡青洲の妻」「白い巨塔」・・「男はつらいよ」シリーズも開始。
昭和60年代の映画。 黒沢明の「乱」 伊丹十三「マルサの女」 宮崎駿「となりのトトロ」・・篠田正浩「鑓の権三」時代劇が減少傾向に・・・。
日本映画の名場面やポスターなど膨大な資料が陳列。
日本映画(邦画)も総天然色(フルカラー)の時代を迎えます。
懐かしい映画ポスターの数々をカラーでお楽しみ下さい。


明治期から現代に至るまでの日本映画の変遷がつぶさに辿れる“映画文化館”、印象に残る東映太秦映画村訪問となりました。
2015 03 13(金)記。 前橋市 最高気温 12.1℃ 最低気温 0.1℃
おまけコーナー。
飛行機の塗装作業を早回しで・・・。
Repainting our Boeing 737