手抜きのジオラマ | お絵描き 銀座島メロディ

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電車だなんじゃで
ジオラマを作る人も多い。

物凄く緻密に再現して
写真に撮ればサイズ感も間違う
なんともよく出来た作品なんぞ
意外と多くある。

だけども
水辺に来ると
途端にクオリティが落ち
まさにジオラマな
円谷特撮ウルトラマン的な
ピアノ線の見える世界に。

電車や線路、
看板から街の風景まで
作り込めば作り込むほど
水辺のその雑さが浮いて出てしまう。

川が流れてるならば
複雑に入りくんだ現代社会
ならぬ複雑に入りくんだ
川底の隆起や石のサイズを
シッカリと再現しなくては
やっぱりウルトラマン的に。

そして実は
水ではなく
サイズ感に合った密度の液体を
水として使わなければいけない。

これが出来てないと
なんだかジオラマ感から
抜け出せないジオラマになる。

そこが素人とプロとの
大きな違いなのだ。

違和感を感じないなら
別にプロフェッショナルに
細々やる必要はなし。

ちなみに
ほそぼそではなく
こまごまである。

細部なんてのは
あくまで
気付いちゃう人だけ
詰めてやればイイだけよね。

見えちゃうんだから
気付いちゃうんだから
そのまんま放置はできない。
それがプロな気持ち。

だけども
素人もアマチュアも
悪くはない。

ばいばーい!