時間は夢を裏切った | お絵描き 銀座島メロディ

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お絵描きとお歌が好きな銀座島の日常



銀座を抜け
浅草ちっくな東京駅のすぐ。
川沿いでふと想う。

ボクもアナタも寿命は尽きる。

輪廻を信じていないボクは
子供が居なければ
来世はないと信じてる。

子供がいるならば
その子供の中にはある。

その子供に子供が出来たなら
その子供の中にもある。

自分の中には
先祖がモジュールとしてあって
それを選択したその時
ご先祖様は
ぱぁおじいちゃま、
とその時代に甦ることができるのだ。

だがしかし
子供が居ないのであれば
もはやこの意識は永遠に無へと。

だがしかし
近代というものは
遺伝子に織り込むその情報を
データとして外部へ残せる。

それはどの時代であろうが
そのデータが呼び出されたならば
色褪せることなく甦るのだ。

夢は時間に追い付かれたならば
裏切ることとなるのだろうか。

夢がなんたるかが見えないならば
追い付かれたところで
なんの悔やみもないわけで。

夢を持つものと持たざるもの。
子を持つものと持たざるもの。
パソコンを持つものと持たざるもの。

どこかの誰かの遺伝子に
織り込まれることも
可能なわけで。

血の繋がりよりも
ネットな繋がり。

パソコンをネットに繋いでなけりゃ
四角い空は
ホントに単なる四角い空。

ネットに繋いでりゃ
うーん
単なる筒抜けかな。

ばいばーい!