【序章】
平手「ここは住宅地の中にある公園。ベンチでスマホとにらめっこしている少女に、街の駄菓子屋さんのおじさんが声をかけます」
おじ「やあ、ひさしぶり。またクソゲーやってるの」
みい「クソゲー言わんといて。もう身長4メートルになったわ」
おじ「怖すぎだわ」
みい「なんでやねん。ペンギン可愛いやんか」
おじ「ところで高校生活はどうなの?」
みい「楽しいよ。新体操部にも入ったし」
おじ「赤レンジャーとかになるの?」
みい「戦隊ショー部じゃねえよ」
おじ「ああ、あの鞭みたいなの振り回すやつか」
みい「リボンだよ」
おじ「ということは、みいちゃんのレオタード姿が盗撮できるわけか」
みい「何で盗撮やねん!それに家の手伝いもあるからちょっと忙しくて」
おじ「家の手伝い…?」
みい「お父さんがお店始めたから」
おじ「あ!料理屋さんか。テレビでやってたよ。5人娘のお父さんが板前さんになって世間を渡って鬼退治みたいな」
みい「内容おかしいし、それは『おかくら』さん家だよ。うちは浅倉だから」
おじ「ああ(笑)…みいちゃんは、あさくらみなみちゃんだったな」
平手「すでに元ネタにお気づきの方も多いことでしょう」
みい「お父さんが喫茶店始めたんだよ」
おじちゃん「店の名前は?」
みい「美波風(みなみかぜ)っていうの」
おじ「みいちゃんの名前からとったんだ」
みい「私は『スイートメモリーズ』のほうが良かったのに」
おじ「その名前とペンギンが即座に結びつくのはかなりのおっさんおばさんだと思うよ」
みい「何年か前に一度復活したよ」
おじ「3通りのCMだっけ」
みいちゃん「サント●ーだよ!」
平手「こうして家のお手伝いをしながら高校生活を送る浅倉美波ちゃんのまわりで物語は始まります」