【マイキャンプ:小田原入生田キャンプサイトNo,1】

神奈川県小田原市入生田No,1

 

◆スタッフおすすめ度【★★☆☆☆】

◆交通アクセス
国道1号線「地球博物館前」より1.5km/クルマ5分
箱根登山電車「入生田駅」より1.2km/22分

【小田原入生田キャンプサイトNo,1】は、川を覗き込む断崖絶壁のキャンプサイトです。小田原市の入生田駅から徒歩でアクセスできるほエリアにありますが、川の音を聞きながらワイルドなハートを刺激するようなサイトです。すぐそばには、「吾性沢ダム」があります。砂防事業として作られたダムで、昭和63年から平成2年までの期間、工事が行われ平成3年3月に完成したものです。バブル景気の真っ最中の事業ということもありかなり費用がかかっていそうな建築物ですが、細い作業道の先、谷あいの小さな沢に作られた巨大なコンクリートの砂防ダム。森の中に突然出くわすダムはなんとも不思議な光景です。高さは20m以上はありそうで、かなり迫力があります。

このキャンプサイトの眼下には清流「吾性沢」が流れ、せせらぎの音が聞こえます。途中平坦な場所もありますが、さらに下方は徐々に絶壁となっていきます。ただ川の流れがより近くなり、キャンプの臨場感が同時に増してくるのも魅力です。ほとんどが傾斜地ですから、素人キャンパーさんにはなかなか手ごわいサイトなのかもしれません。断崖絶壁キャンプは上級者向け施設ですが、サバイバル感覚でトライするのには面白いサイトなのかもしれません。テントよりもハンモックテントを用意していくことで、一般のキャンプ場とは異なる魅力を楽しんでいただけるでしょう。誰も近寄ってこない場所ですから、自然を独り占めできてしまうのも、またここの魅力です。この場所には、マイナスイオンが溢れています。マイナスイオンとは、空気中に含まれる僅かな電気を帯びた物質のことですが、マイナスイオンが多くなると人体の生理作用が活発となり、新陳代謝や自然治癒力が向上して細胞を活性化します。 そして自律神経の働きを高めてくれます。 天候が悪く空気中にプラスイオンが多いときには、人体の血液中にもプラスイオンが多くなり、神経痛・ぜんそく・脳卒中の発生率が高くなると報告されています。とにかく、マイナスイオンは、私たちにプラスの効果だけを与えてくれます。

このキャンプサイトには、車でもアクセスもとても便利です。道沿いの空きスペースに駐車できます。そこから下方向に渓流があって、道から渓流までがキャンプサイトの範囲になります。電車でのアクセスの場合には、入生田周辺の観光スポットにも徒歩でアクセスできます。入生田駅は箱根登山電車の駅ですが、入生田周辺には「神奈川県立生命の星・地球博物館」があります。生命の星・地球博物館は、46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を展示した自然系博物館です。巨大な恐竜や隕石から豆粒ほどの昆虫まで、1万点にのぼる実物標本があります。

周辺の石垣山一夜城歴史公園は展望の良い場所です。石垣山一夜城歴史公園前には、一夜城 Yoroizuka Farm(ヨロイヅカ・ファーム)もあります。日本屈指の菓子職人鎧塚俊彦さんのお店ですが、小田原の食材をふんだんに取り入れた、ここでしか味わえない料理やスイーツが楽しめます。

「稲葉一族の墓」も周辺にある観光地の一つ。稲葉一族とは、小田原城主であった稲葉氏の一族のことです。ここには「春日局」の墓があります。「春日局かすがのつぼね)」とは、朝廷から賜った称号で、名前は斎藤福さんですね。「春日局/斎藤福」は、どん底人生から、最終的に将軍の乳母という立場まで上り詰めた事でも知られる出世頭です。1579年(天正7年)に美濃斎藤氏の一族である「斎藤利三」(さいとうとしみつ)の娘として誕生し、もろもろ大変な状況下で、母親の実家であった稲葉家に引き取られて、「稲葉福」になったという経緯があります。その後、稲葉重通の後妻として迎えられ、豊臣秀吉の死後、1600年(慶長5年)に「関ヶ原の戦い」が勃発したことが引き金となり、稲葉正成は浪人へと転落。1603年(慶長8年)に徳川幕府が開かれ、その翌年に徳川家康の嫡孫「徳川家光」の乳母募集のお触れが出され、これに合格。半農生活から一転し、事実上徳川幕府の一員となった出世頭です。ご存じのように、徳川家光は後に徳川家3代将軍となる人物ですが、これには、福が徳川家康にこっそり会いに行き、徳川家光を次期将軍にと直訴したことがきっかけだったようです。両親からの愛情を感じたことが少なかった徳川家光はも、福を本当の母のように慕っていたそうです。福は、老中を超える権力を手にし、朝廷との交渉の前面に立つ等して徳川政権の安定化に寄与した人物です。幕府や大名の男たちと堂々と渡り合い、大奥の奥方や側室、女中たちのもめごとをあざやかにさばいていく様がTVドラマでも浮かび上がってきます。福の死去は、寛永20年(1643年)9月14日、享年64。そんな「春日局」の墓があるのが「稲葉一族の墓」です。長興山の奥まったところ、360段の石段の先に、稲葉氏一族の墓があります。歴史に触れることができます。一度訪ねてみる価値がありそうです。

 

 

【ご利用料金】
デイ利用:¥2,200/お一人当たり
宿泊利用:¥3,300/お一人当たり

 

【ご予約はコチラ!】

 

 

【お問い合わせはコチラ】
MY CAMP事務局
MY CAMP担当者直通:080-1126-0273
MY CAMPホームページ