◆マイキャンプの楽しみ方 ~大自然の息吹を感じるハイキング&トレッキング~

 

 

【マイキャンプ】の施設は、そのままハイキングコースにつながっている場合が多くあります。例えば、横須賀船越の施設【横須賀船越キャンプサイトNo,1】【横須賀船越キャンプサイトNo,2】【横須賀船越キャンプサイトNo,3】【横須賀船越キャンプサイトNo,4】【横須賀湘南鷹取キャンプサイト】は、山頂からそのまま「鷹取山ハイキングコース」につながっています。山の中のハイキングコースから樹林に入ると間もなく鷹取山に着きます。 鷹取山は標高139mで、山頂は広く、岩が切り取られていて、ロッククライミングをしている人たちが多いです。 が、あちこちに岩登り禁止の表示があります。戦国時代の武将である大田道灌が、ここでタカ狩りをしたことから、鷹取山になったと言われます。 展望台からは、東京湾、房総半島、相模湾、丹沢の山々など、360度見渡すことができます。「鷹取山」は神奈川県横須賀市と逗子市の間に位置する山で、「湘南妙義」の呼び名で親しまれています。切り立った岩壁が特徴的で、明治~昭和初期まで石切場として岩を採掘したために利用されていました。鷹取山周辺は公園として整備され、展望台からの眺めは格別。鎌倉や江ノ島、湘南エリアから伊豆箱根、天気の良い日には富士山まで見渡せる絶好のビューポイントです。鷹取山の頂上にある展望台からの景色はバツグン!手前には鎌倉、江ノ島、湘南エリアが広がり、海の向こうには伊豆、箱根も。天気の良ければ富士山まで見渡すことができるビューポイントです。さらに、春には桜、秋には紅葉が広がり、季節ごとに違った景色が楽しめる展望スポットとして人気があります。鷹取山の象徴的な岩壁は、クライミングスポットとしても長い歴史があり、週末には壁を必死に登るクライマーを見ることができます。こちらの岩壁は、事故を防ぐため一般の人が登ることは禁止されており、自由に登ることはできません。クライミングを希望する場合には鷹取山安全登山協議会への登録が必要となります。詳しくは鷹取山安全登山協議会(046-825-2350)へ。鷹取山のもう一つ特徴的なのが、岩に彫られた巨大な磨崖仏。岩の壁の間を歩き続けていると、やっと木々の間から弥勒磨崖仏が顔をだします。巨大な箱の中に納められたような姿は、破壊されたバーミヤンの石仏を彷彿とさせます。磨崖仏の顔を良く見ると、西洋人のようなハッキリとした顔立ち。インドのガンダーラ美術の影響が見受けられます。高さ約8m、幅約4.5mのこの弥勒菩薩尊像は、横須賀市の彫刻家・藤島茂氏が約1年をかけて製作した作品です。ちなみに、以前はもうひとつ釈迦如来像も存在していましたが、そちらは地元の学校建設のため取り壊されています。鷹取山公園からは景色が開け、パノラマが広がります。公園内は、岩壁や磨崖仏、展望台など見どころが満載です。

 

葉山上山口キャンプサイト】は、三浦アルプスハイキングのメインルートにつながっています。アップダウンは大きいながらも、特に危険な個所はありません。大桜周辺のピークには勾配の急な上り下りが多いので注意が必要です。その中でも、大桜東側は大雨の後巨大な滑り台と化し、ロープに頼らないと上り下りができないこともあります。仙元山と戸根山の間にはジェットコースターと称される約200段の登り下りの急傾斜階段があるので、休憩スポットは、観音塚、大桜、東電3・4号線No.34鉄塔がおすすめ。陽当たり、見晴し共によしの場所です。そして、なんと言っても、乳頭山からの見晴しは最高です。写真の「赤い星マーク」が【葉山上山口キャンプサイト】の場所です。

 

小田原入生田キャンプサイトNo,4】は、塔ノ沢の頂点である塔ノ峰あたりにあります。小田原から箱根の山歩きハイキングコースの中央に位置しています。「塔ノ峰」という名前の由来は、山中で光る土の中から五層の仏舎利塔を発見したことによるものだそうです。なぜ、この山に仏舎利塔があったのかは定かではないが、もっぱら、先人がこの地で修業をして残していたのかも知れないという話になっています。ここで仏舎利塔を発見したのは、弾誓という僧侶で、この人物は、1604年(慶長9年)箱根・塔ノ沢に阿弥陀寺を創建した方です。弾誓は塔ノ峰の岩屋(洞窟)で6年もの間、一心に念仏を唱える修行を行っていて、ある日突然見つけたものだそうです。どうも、釈迦入滅200年後、インドの敬虔な仏教徒であったマウリヤ朝のアショーカ王(阿育王)はインド統一を果たした後、8万余の膨大な数の仏舎利塔をつくり配布したらしく、そのうちのひとつがここにあったようです。ちなみに、この弾誓が休養のため下山し、立ち寄った早川の河原で温泉を発見した。これがその後、箱根七湯のひとつの塔ノ沢温泉となっています。

 

塔ノ峰は約18万年前にできた箱根古期外輪山(明星ヶ岳、明神ヶ岳、丸岳、三国山、大観山、白銀山など)の1峰です。他と比較すると、あまり展望は開けておらず、いささか地味な山であるため通過点として利用されることも多いが、あまり人が来ないので、その分、貸切感覚が楽しめる場所です。塔ノ峰山頂は周囲10mほどですが、ここから100メートルほど、東に行ったところ(水之尾方面)が、【小田原入生田キャンプサイトNo,4】です。塔ノ峰山頂の「水之尾 60分」の標識に従い降りていくと、しばらく緩やかな下りでスギ林のような針葉樹林が出てきます。明瞭に踏み跡があり通路になっていて、藪などはあまりありません。その右側で、ステイしてください。絵にしてもいいような雰囲気のあるところです。

 

箱根大平台キャンプサイト】は、箱根のハイキングコースのすぐそばにあります。赤い星印がキャンプサイトですが、ここから山中を探索しながら、浅間山(せんげんやま)までのハイキングコースに合流することができます。浅間山は標高802m。尾根は、湯本 ~芦之湯を抜ける鎌倉時代の官道・湯坂路のコースでした。初心者にもやさしいコースということです。

 

【おすすめキャンプ場TOP3】

 

【葉山上山口キャンプサイト】

 

【横須賀湘南鷹取キャンプサイト】

 

【小田原入生田キャンプサイトNo,4】