◆森が生殖機能の低下を改善してくれる

 

 

生殖機能低下の問題がひとつの社会問題となっています。少子化が進む背景には、社会制度の問題もありますが、個人レベルで見ると、多くの方が生殖機能の減退で悩んでいます。生殖機能の低下は、男性ホルモンとして知られる「テストステロン」の低下が招くものですが、「テストステロン」は、生殖機能だけでなく、筋肉・骨の形成を促し、心身の健康維持にも関わっている重要なホルモンです。女性ホルモンの代表格は「エストロゲン」ですが、更年期以降は女性も「テストステロン」の分泌が増え、精力的に活動できるようになります。「テストステロン」は男性だけでなく、女性にも必要なホルモンであり、生き生きとした日常を送るためにとても大切なホルモンです。

テストステロンは通常20代をピークに緩やかに減少していきますが、テストステロンの減少には環境やストレスが大きく関わっており、40代以降急激に減少するケースも少なくありません。また、テストステロンは年代問わず環境変化や人間関係によるストレスが原因で急激に減少することもあります。過剰なストレスが「年代問わずに出現するテストステロンの減少による不調」の原因になることはとても多く、そのメカニズムは、次のようになります。私たちがストレスを感じると体内で抗ストレスホルモンの「コルチゾール」が分泌されストレスから身を守ろうとしますが、過剰に分泌され続けるとコルチゾールの製造元である副腎が疲弊します。そうすると副腎で製造される「DHEA」というテストステロンの元となるホルモンが製造できなくなるという流れのです。

一説によると、生殖機能低下の原因は農薬や添加物によるという意見もあります。すでに汚染された畑で生産された農作物は、すでに水質汚染や土壌汚染が進んでいる以上、肥料を変えたところでそう簡単には土は復活しないという意見もあります。農薬が開発されてから未だ百年も経過していませんから、どんなところに弊害が出てくるのか、実は何も明確な答えは出ていません。

生殖機能の低下は、管理職のビジネスマンに多く見られ、肉体労働に携わる層にはあまり見られないのが特徴です。やはり、一番の原因はストレスなのかもしれません。「テストステロン」を増やすには、病院でホルモン注射を定期的に打つ方法もありますが、かなり痛みを伴い高額な治療になるそうです。日常生活の中で自然に「テストステロン」を増やすには、よく睡眠をとって、ストレスをできる限り軽減させ、たんぱく質を摂取し、日光浴をして、運動を心がけて血液循環をあげることです。タイ伝統医学療法の「ジャップカサイ」は人気の施術ですし、森に出向いてアクティビティを楽しむことは、生殖機能の改善につながるのでお勧めです。

 

 

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