【自然に還った故人を弔うお別れ会】

 

自然の中に散骨したら、自然の中でお別れ会をするのが、最も故人に寄り添っていることになります。もしも、遺族が現地で散骨して、自分たちだけは別の場所で集うというのは、少し違うなと感じる面もあります。お清めの席では、故人の写真を飾って、そこに故人も同席しているように感じながら、集うのが本来のあり方ですが、どうも、故人を偲んで集うというよりも、ただ集まっただけ、ただ自分たちの疲れを癒しているようにも思えてしまうものです。自然の中に解き放った魂も、きっと今までとの勝手の違いから、少し戸惑っている状態なのかもしれません。それなら、そんな魂を応援するという意味でも、なるべく散骨スポットに近い場所で、故人を偲んでちょっとした集いを行うというのは、悪くないやり方なのではないでしょうか?

例えば、鎌倉の海に散骨したのだとしたら、砂浜にござを敷いてちょっとしたお茶会をしてみたり、BBQをしたりするのもいいかもしれません。砂浜にテントを張って海風を遮りながら、故人を思い出す時間をとるというのもいいかもしれません。夕方の時間帯なら、キャンドルを灯してしんみり過ごすというのもいいかもしれません。あー、あの人はこんな環境にいるんだな・・・と自然の環境を共有してあげることは、故人に寄り添って故人とつながる心からの弔いでしょう。

※散骨山では、砂浜で行う集いのサポートを行っているようです。テーブルや椅子などのツールを用意してくれますので、手ぶらで故人を偲ぶお別れ会が開催できます。

 

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