【魂が自然に還れば遺族にもプラス】

 

自然の中に遺骨を散らすことで、故人の魂は自然に還り、私たちもメッセージを受け取りやすくなるものです。森の中で細かく観察していると、スピリチュアル的なメッセージに気づくことができます。風もないのに、葉っぱが一枚だけ揺れていたり、鳥の鳴き声や花の咲き誇り、風の吹き抜ける音など、さまざまなサインを通じて、亡くなった人からの愛と思いを感じることができます。

人間も自然の産物にほかなりません。だから、メッセージを受け取るには自然に寄り添うことが大切です。それらは、都会の人工的な建造物の中では、なかなか感じることができないメッセージです。森の澄んだ空気の中で、心を穏やかにしてただ目を閉じるだけです。自然に浮かんできたイメージは、自分で思ったことだと考えがちですが、実は私たちが思わされたことなのかもしれません。みなさんは、勝手に頭の中で知らないメロディが流れていた経験はありませんか?静かな夜中など本当にリラックスしているときに目をつむると、頭の中に自分の全く知らない音楽が流れてくることがあります。ときにはオルゴールだけのメロディだったり、イケイケのロック調バンド曲だったり、ハープとフルートの情緒豊かなアンサンブルだったり…それらはさまざまです。モーツアルトも勝手に頭に浮かんだメロディを記録しただけだいう話があります。高橋幸宏さん曰く、坂本龍一氏は机の上に五線譜と筆記用具だけ置いて、何か机の上でピアノの演奏をするような仕草を時々しながら、どんどん曲を作っていくような時もあったそうです。多くのアーティストたちも、勝手に頭の中に浮かんできたメロディを形にしただけと言っています。まだまだ、現代科学では解明できないことが、この世の中にはたくさんあります。

リラックス効果をもたらしてくれる森の香り「フィトンチッド」は有名ですが、これは動いて逃げることのできない植物が自己防衛のために発するホルモンのような物質のことです。森の中には、動物の死骸や排せつ物などさまざまな堆積物があります。本来なら、これらの臭気が気になるはずですが、それを全く感じさせないのは、フィトンチッドの消臭と脱臭の効果をもたらして空気を浄化してくれているからです。

私たちは森の中で深呼吸すると気分が落ち着き、さわやかさを感じます。この森に大切なあの人が眠っていると思いながら、森林浴をして、瞑想をして・・・きっとそれは、私たちに何かしらのアドバイスをくれる大いなる存在になるのかもしれません。

 

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