・廃棄物としてゴミ処理される前に!

 

現在、市区町村役場などの自治体では遺骨を無料で引き取ることは行っていません。 かと言って、普通ごみに出したり、公共の場に放置したりすると「遺骨遺棄罪」に問われることになります。遺骨を火葬する前であれば、自治体によっては火葬場で遺骨の引き取りを拒否することができます。 基本的に火葬場では遺骨は遺族が引取るのが原則ですが、どうしても引き取りができない場合、地域によっては書類に記入すれば遺骨の引き取りを拒否できる場合があります。もともと、関東と関西では遺骨の引き取り方法が異なります。関東では遺骨のすべてを遺族に渡されますが、関西では遺骨の一部(3分の1程度)だけを遺族に渡し、残りは火葬場や自治体が処分しています。火葬場で収骨後に残った残骨灰も自治体の所有となります。遺灰については墓地埋葬法でその扱いが規定されていませんから、一般廃棄物として処分されています。ちなみに、火葬骨揚げができない生後間もない赤ちゃんの遺体や死産児も同様の扱いです。

多くの寺や霊園でも、自治体指定の廃棄物処理業者と契約し、骨壷の処分を委託しています。寺や霊園にある合祀墓も、容量がいっぱいになれば、いずれ一般廃棄物として処理されます。放置された無縁墓にあった遺骨も、一般廃棄物として処理されます。もちろん、骨壺の中にあった貴金属は取り出されて換金されます。過疎化が進むエリアにある墓地は今も無縁墓が増え続けています。管理できない墓をそのまま放置していると、最悪の場合、廃棄物として処理されてしまいます。諸事情によって今後管理が行き届かなくなる可能性があるなら、そうなる前に【散骨山】までお問い合わせください。きちんと弔ってあげることができます。

念のために、無料で遺骨を処分する方法もご紹介しておきます。遺骨を自分で細かく砕いてゴミに出すやり方です。遺骨をビニール袋に入れて、さらにタオルなどで巻いて、ハンマーを使って細かく砕いてください。一片を2mm以下にしなければなりませんので、さらにすり鉢などを使って粉状にしてください。通常の7寸壺に満杯の遺骨だと丸二日は要すると思います。粉骨作業は想像以上に大変です。ついでに、骨壺もハンマーで粉砕してください。燃えないゴミに出せます。ご自身で山林などを所有している場合には、そこに散骨することもできます。人骨の場合は、だいたい2kg以上ありますのでかなりの量になります。まとめて撒くとそのあたりの地面は真っ白になります。遺骨は水に溶けませんので、雨が降ってもしばらくはずっと真っ白な状態が続きます。なるべく広範囲に撒くようにしたほうが精神的なダメージが少ないと思います。

 

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