梅田 望夫著
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

一気に読み終えた、内容としてはgoogleのビジネスモデルを好意的に評価されている。非常に興味深く読むことができた。といっても実感が伴うレベルは個人の経験によって大きく違うので書評はあえて控えよう・・・。ちなみに「あちら側」「こちら側」という表現は面白いと思う。個人的にはgmail(β)は意外によく利用する。もちろん全面的には未だ利用していない(gmailは招待状が来て初めて取得できるWEBメールである、必要な人は多少紹介できるのでこそっとこちらにメール 下さい、早い者勝ちで出します)これも「あちら側」の一つ、こんなものなら別にであるが・・・WEB進化論というタイトルから想定しても内容は非常に奥深い。是非多くの人に読んでもらいたいと思う。携帯電話が必需品 ?のようになっている今日、インターネットを通して提供される機能や、情報はもっと必需品既になるだろう。印刷機ができたのと同じ以上に大きな変化をもたらしている。それも異常な速さで。マスコミも色んな変革を迫られている様だ。マスコミについては存在価値を見直している人が内外を含め多い。広告・ニュース・イベント・・・・「誰かが何かを誰かに伝える」、あるいは「何かが誰かに伝わる」更にどのように伝えるか?発信者の意図が入る。今までは新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・・といった「センタリング」されてから発信されている、もちろん影響力は絶大であったし、今でも大きい、ある弁護士と話した時「第四の権力」といっていた。しかしブログも含め情報発信が少しの知識と設備で誰でもできる環境が整ってきてきている。即ち、情報の流通経路が多様化したわけだ。あまりマスコミのことばかり書くと内容が変わってきてしまうので、話を戻すと、「「あちら側」で情報は意図なしに整理して整頓しておきますから「こちらが側」でどうぞ好きに使ってください、そのためのツール?も用意します」と読んでも面白いかもしれない。此処でいう情報は世界中の全て、それも歴史上の知恵みたいなものまで含まれる!!??(中国では少々事情が違うようだが ・・・←こちらもチョット面白い)

主体的に 情報を手に入れ、内容を吟味・考察し・加工して更に発信、あるいは吸収し、自分の糧とする・・・いずれにせよ、こちら側でいるのであれば、企画人としては変化を感じる程度には活用したくなる。

ちなみにアートとかスポーツの世界はライブ(目の前だけに存在する)に勝るものはない!他に表現することができないからアートなのだと思う。臨場感とか迫力とか香りとか空間の揺らぎとか五感で感じ取るその場の空気が必要になる。五感で感じ取ることで他の表現は不要になるどころか邪魔でさえある。