○○のような人、あるいは※※のような会社を紹介してください、というような依頼が頻繁にある。もちろん一緒に仕事をしているパートナーとか、クライアント(費用を頂いている)の場合は何のためらいもなくしかるべき人物や、しかるべき企業を紹介する、場合によっては交渉までして仕事が効果的に進むよう配慮する。ところが、自分の都合だけで紹介してくれといわれてもすぐには紹介できるはずがない。特に企画業は形のない商品を販売しているので、お付き合いいただいている人脈や、仕事ができるパートナーは大切である。「投資家を紹介してくれないか?」「あるいは不動産を買う人を紹介してくれないか?」「・・・・・・・」いろいろと依頼される。先述しているように、パートナーやクライアントならまだしもである。大方は「話が決まったらお礼をします」というような条件である。しかしよく考えてみると、5年、10年、時には20年以上もかけて関係を保っている人や会社との関係性を一瞬で手に入れようとしているのではないだろうか?もちろん私も同じように紹介をしてくれないかということは多々ある。この場合いは単純に紹介を期待するのではなく、一定のビジネスモデルをくみ上げ、その関係者には当然収益が上がる仕組みとしている。このビジネスモデルを作り上げるまでにかなり時間がかかる訳である。完成したビジネスモデルを第三者が見るといとも簡単にできているようにみえることであろう。複雑仕組みを作ることは簡単だが、シンプル仕組みを作るのは以外に準備が必要なのではないだろうか?頭をいつもシャッフルでき、、柔軟な思考で対応できるようニュートラルな状態でなければ斬新な発想を生むことも、大胆な行動にでることもできない。紹介を貰いうには「しかるべき価値」を相手に先に提供するか、あるいは双方同時に発生させなければwin-winの関係にはならないであろう。