もともと腰痛で来院のMさん。 50代女性。
昨日は、「大きい車のサイドブレーキを引こうと思ったら左手の親指の付け根辺りが痛くなって、それからずっと痛い 力も入らない」という症状を訴えられました。
症状は、何もしてなくても痛い。握るとより痛い。でした。
最近寝付きが悪くて、うつ伏せで寝ていたと聞いていたので原因はだいたい予測できました。
「首は痛くないですか?」
「痛くないです。」
「うつ伏せで寝る時は左を向いていなかったですか?」
「左向きで寝ていました。」
定期点検的な腰痛施術の後に、首を調整して左手の変化を確認します。
「左手は今どうですか?」
「痛くないです」
「してみてください」
「痛くないです」
「これを強く握ってみてください」
「痛くないです」
痛みはゼロになりました
結局、痛みの原因は左の首の一部にあり、そこを施術することで痛みはなくなりました。(左手は触っていません。 首に痛みを伴う場合、伴わない場合があります)
直接的な原因はサイドブレーキを引く時に首に負担がかかったことだと思いますが、元の原因はうつ伏せ寝で首に負担がかかっていたことだと思われます。
Mさんの場合、もともと首も悪かったので症状が出やすいと思いますが、うつ伏せ寝は寝違え・首痛・肩こり・頭痛・しびれなどの痛みの原因になることが多いのでオススメできませんね。(上向き寝は腰が痛くなるので出来ないという人は当院へ。調整することで上向き寝が可能になる方が多いです)