日医総研が全国の都道府県医師会に調査を依頼した
2020年4月~6月の毎月の損益状況の結果が公開されました。
(回答数は587施設)
1施設1か月あたりの前年度同期医業収入額は
入院設備がある有床診療所63施設の総数は601千円の減収。
入院施設がない無床施設482施設の総数は1840千円の減収。
その中でも耳鼻咽喉科94施設の総数は3336千円の減収、
小児科は2214千円の減収と際立っています。
無床施設の収入源は主に外来診療なので
診察控えで確実に患者さんが減っていたといえそうです。
医療機関の経営って大変ですね~
というのが報道で見る見解ですが
個人的には2つほど思うことが。
診察控えで困っている患者さんがいるかもしれませんが
大半の人が支障がない生活を送れていると思うと
コロナ前の我々が病院に簡単に行き過ぎていたのではないか!?
という疑惑。
減収額が大きい耳鼻咽喉科と小児科は特に。
もう1つはすべての診療科がコロナで減収になっていないので
必要な診療・治療は行われていると予想できること。
コロナ前は習慣だから通院をしたり
ちょっとしたことで時間外に受診をする「コンビニ受診」なんて
言葉が問題になったりしましたよね。
サポートさせてもらった患者さんと主治医の先生の話を思い出しました。
主治医:「〇〇さんは治療の提案をすべて拒否するんだけど
なぜか診察には毎回来てくれるんだよね、何をしたいのかな」
患者 :「予約してるからとりあえず診察にはいかなくちゃ」
こんなやり取りが私が相談を受ける前から半年以上も続いていたそうです。
これは極端な例ですが
今は、まずはネットで症状を検索したり
しばらく様子をみるようになったことで
「ちょっと気になるから病院」の選択肢が無くなりましたよね。
実は、診察控えの今の状況が適切な病院との関わり方かもしれません。
この結果が病院の数を減らせ議論とは論点がずれていますが
コロナのおかげで病院との関わり方を見直すチャンスがきました。
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