知っておきたい事実と真実の違い | がんと共に生きる 健康サポーターメッシーの日常

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2度のがんを経験した私は、がんと共に生きています。
がんとの向き合い方で悩んでいる、
大切な人のがんのことで頭を抱えている、

「健康サポーターメッシー」は
あなたが自分らしく「健康」に生きることを信じ、本気で応援します。

何気なく使っている「事実」と「真実」。

意識して使い分けをしている人はあまりいませんが、違いを知っていると余計なことに頭を使わなくてもよくなります。

 

私の「事実」と「真実」の使い分けは最近のニュースを引用するとこんな感じ。

 

ある人が

「セクハラ発言された、録音だってある」

相手方は、

「セクハラ発言があったかどうかわからない」

 

どっちかが嘘をついているのかは私たちには分からないですよね。

大体わかりますが(笑)

 

 

セクハラ発言があったか、なかったという真実は1つ、

セクハラをしたかどうかの意見が食い違っている、人によって認識が違うものが事実。

 

どっちが事実かどうかを追い求めるのことに意味はなくて、

事実が人によって異なることを受け入れるか、

真実を追求するのがあるべき姿です。

 

名探偵コナン君でも「真実はいつも1つ」って決め台詞がありましたね~

 

病気になったことを例にすると、

病気になったという「真実」があって、どう頑張ってもその真実を変えることはできません。

でも、その真実を自分がどう受け止めて「事実」とするのかは自分で決めることができます。

 

一般的に思われているように、

「病気になった人は苦しそう、人生に絶望してそう、死んでしまいそう」

それを事実と受け止めるなら、事実通りに人生を送ることができます。

 

一方で、

病気でも自分らしく生きたい、病気のおかげでやりたいことに出会えた、病気大好き

こうやって病気を事実ととらえて、笑顔で毎日を送っている人もたくさんいます。

 

大切なのはどっちが正しいということはなくて、

あなたが選択したのであればどちらも正解ということ。

時期によっても「事実」は変わってよいものです。

 

選択に無理がなければ、今のあなたにとってそれが「事実」です。

 

「事実」を見つめ直すのは自分の考え方、生き方が大きく影響するので、

自分1人で方向性を変えるのはちょっと難しいものです。

きっかけ次第なんですけどね。

 

健康サポーターは対話を通じて相談者様が自分と向き合うお手伝いをしています。

あなたの生き方が変わるきっかけになれるように頑張っておりまーす!