何気なく使っている「事実」と「真実」。
意識して使い分けをしている人はあまりいませんが、違いを知っていると余計なことに頭を使わなくてもよくなります。
私の「事実」と「真実」の使い分けは最近のニュースを引用するとこんな感じ。
ある人が
「セクハラ発言された、録音だってある」
相手方は、
「セクハラ発言があったかどうかわからない」
どっちかが嘘をついているのかは私たちには分からないですよね。
大体わかりますが(笑)
セクハラ発言があったか、なかったという真実は1つ、
セクハラをしたかどうかの意見が食い違っている、人によって認識が違うものが事実。
どっちが事実かどうかを追い求めるのことに意味はなくて、
事実が人によって異なることを受け入れるか、
真実を追求するのがあるべき姿です。
名探偵コナン君でも「真実はいつも1つ」って決め台詞がありましたね~
病気になったことを例にすると、
病気になったという「真実」があって、どう頑張ってもその真実を変えることはできません。
でも、その真実を自分がどう受け止めて「事実」とするのかは自分で決めることができます。
一般的に思われているように、
「病気になった人は苦しそう、人生に絶望してそう、死んでしまいそう」
それを事実と受け止めるなら、事実通りに人生を送ることができます。
一方で、
「病気でも自分らしく生きたい、病気のおかげでやりたいことに出会えた、病気大好き」
こうやって病気を事実ととらえて、笑顔で毎日を送っている人もたくさんいます。
大切なのはどっちが正しいということはなくて、
あなたが選択したのであればどちらも正解ということ。
時期によっても「事実」は変わってよいものです。
選択に無理がなければ、今のあなたにとってそれが「事実」です。
「事実」を見つめ直すのは自分の考え方、生き方が大きく影響するので、
自分1人で方向性を変えるのはちょっと難しいものです。
きっかけ次第なんですけどね。
健康サポーターは対話を通じて相談者様が自分と向き合うお手伝いをしています。
あなたの生き方が変わるきっかけになれるように頑張っておりまーす!
