「子宮頸がん検診 精度向上 ウイルス遺伝子検査併用 今夏にも」
~西日本新聞より~
20~30代の女性に急増している子宮頸がん。
命の危険だけでなく、妊娠・出産の可能性をも脅かす怖い病気です。
現在の子宮頸がん検診は、ブラシのような器具で子宮頸部の細胞をこすりとって、顕微鏡で細胞を調べる「細胞診」が主流です。
しかし検査は、採取した場所や検査する技師さんの技量によって、病変を見逃すケースが約2割あるとされていて、精度の改善が求められていました。
そこで、厚生労働省は今年から、自治体の住民検診で従来の「細胞診」に加え、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の遺伝子を検出する「HPV検査」を試験的に導入するになりました。
HPV検査は、がんになる危険性の高い「高リスク型HPV」の遺伝子の有無を直接調べる検査です。専用の機器で判定するため、見逃しが少ないなく、すでにHPV検査が導入されている米国やドイツなどでは、細胞診とHPV検査の両方を受けた場合、異常細胞の発見率はほぼ100%になったとの結果も出てい ます。
今年の夏にも、体制が整って導入を希望する市町村に限定して効果の検証がスタートします。