日本では生涯で2人に1人ががんになり、男性は4人に1人、女性は6人に1人ががんで亡くなるとされています。(がん研究財団 がん統計2010)
「予想以上に多いですか?それとも少ないですか?」
そのような現状ですが、世界保険機構(WHO)は1/3のがんは「禁煙」によって予防が可能、1/3のがんは検診・治療によって救命が可能と報告しています。検診は、がんになることを予防することはできませんが、がんによって死亡する確率を下げるために有効です。
がん検診の目的は、「より多くのがんを発見すること」ではなく、「がんによる死亡率・リスクを減少させること」です。
がんには「見つけなくても良いがん(過剰診断がん)」があります。
過剰診断がんとは放置をしても進行せず、検診を受けなければ見つかることがないがんのことで、発見する必要がないがんとされています。
このようながんに対して精密検査や治療が行われることが、がん検診のデメリットであるとされています。
がん検診は、過剰診断がんではなく、転移を繰り返すような進行がんを早期に発見すること、つまり「がんによる死亡率・リスクを減少 させること」なのです。