先日、ある講演会に参加し順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授の樋野先生の講演を聞いてきました。
先生の専門の「がん哲学」の話が中心でしたが、「がん哲学外来」は以前から興味があったので、先生の本を購入して勉強中です。
そんな中で、病気などの辛い経験を算数を使って表現された言葉が印象に残りました。
「プラスの人はプラスの人と接したがる」
「なぜなら、プラス×プラス=プラスだから」
「マイナスの人は困っているマイナスの人を助けてあげる」
「なぜなら、マイナス×マイナス=プラスになるから」
ここで使われている「プラス」は健康な人、「マイナス」は病気などの苦労を経験している人を意味しています。
この言葉を私はこのように受け止めました。
「辛い経験によって一時的にマイナス思考になることはあるが、考え方や人との接し方次第で人生を「プラス」に変えることができる」
まさにその通りですね。