予告を観てロウンが主役かと思っていたらキム、ヘソンさん主演のドラマでした。なんだかな〜
ヘソンさんはピンク頭と赤のアイメイクが強烈で美しく性格もサバサバでカッコいい死神ク、リョンを演じました。
ただ、このドラマには自殺というネガティブなテーマがありそこに能面の様な無表情な演技はよけいに重たくて序盤はク、リョンに感情移入が出来ませんでした。中盤からク、リョンが何故死神になったのかがわかってからは少し見やすくなりましたが。
リョンは死者を迎えに行く人道管理チームにいましたが玉皇のすすめで危機管理チームのチーム長になりました。
イム代理 ク、リョンチーム長
また、イム、リュング代理(ユン、ジオン)はその昔大切な人を自殺に追い込んだ後悔からクスリに溺れ死亡、ク、リョンにスカウトされて死神となり危機管理チームに入ります。鼻をほじる癖はクスリのせいかもしれません。
で、顔なんですが決して美男ではなく味のある風貌でして、ずっと既視感にとらわれながら観ていたのですが大きな役はこのドラマが初めてだそうで、じゃあ、何処で観たのかと思いきや
藤井尚之じゃありませんか?もちろん若い頃の尚之ですが、激似です。
藤井フミヤの弟ですね、サックス奏者の。まさにデ、ジャブー
サクッとあらすじ
チェ、ジュンウン(ロウン)は就活浪人でしたがポジティブでお人好しな性格です。
その日も面接に落ちたジュンウンはたまたま橋の上で出くわした自殺志願者を止めているとク、リョンとイム代理が割り込んできて一緒に川に落ちてしまいます。ジュンウンはいつ目覚めるかわからない脳死状態になり、ク、リョンは罪悪感からジュンウンの魂を走馬灯会社に連れて行きました。
走馬灯とは本来の寿命をまっとうして亡くなった者が死神に連れられて行く施設です。生前の生き様によって輪廻転生を与えられていました。しかし、自殺を選んだ者や極悪人などは罰として地獄へと落とされ走馬灯には行けません。
走馬灯会長の玉皇(キム、ヘスク)はジュンウンに何もしなければ3年意識のないままだが走馬灯で働けば6ヶ月で目覚めさせてあげると、そして一流企業に就職する事も約束してくれました。
ジュンウンは走馬灯にあるいろいろな部署で働きますが、お節介な性格が災いしてどこもうまくいかず最終的に危機管理チームの契約社員におさまりました。危機管理チームとは自殺の可能性のある人間をいち早く察知し自殺を防ぐ部署です。
ジュンウンらは携帯アプリに非常通知がくるたびに自殺志願者を止めようと奔走します。
サクッと感想
1話完結のオムニバスでサクサク観ることが出来たのですが、ところどころ辻褄が合わないところがありました。第1話で瞬間移動は監視カメラに映るから使わないから自力で走れと言っていたのに後半はバンバン移動しては消えジュンウンまでも消えます
ジュンウン演じるロウンは189センチでモデル並みのビジュアルはやはりカッコ良くお節介で明るい性格のキャラクターは地味なドラマのオアシスでもありました。
ヘソンさんがイ、スヒョクさんと歳の差11歳はびっくりで、女優魂恐るべしです。
また、ペットの回ではペット目線の悲しいストーリーに涙涙、、なんですがペットまでお迎えがあるんですねー、走馬灯パンパンになりませんか?
オムニバス形式だからこそ1番気になったのは13話で従軍慰安婦の回です。
植民地時代におきた日本軍の暴力、振る舞いは観ていて苦しくなりました。韓国のエンタメでアイドルが出ているこのドラマの中で描く必要があったのか疑問だし、ロウンに少女像を拭かせたり平和の言葉を言わせたり、韓国側の感情しか伝わらないのではと不安になりました。
戦争では日本や他の国にも不幸な方はたくさんいらっしゃいましたから全世界に配信するドラマのエピソードの一つとして扱っていたのはモヤモヤが残りました。私、個人の感想です。
OSTもとても素敵でしたよ。
ではまた
画像お借りしました。