映画「隠密な計画」

 2015年


イム、スジョン ユ、ヨンソク 主演

イ、ギョンヨン、パクチョルミン他









サクッとあらすじ



ジヨン(イム、スジョン)は旅行会社を友人と共同経営していましたが、その友人に金を持ち逃げされ借金まで作られたせいで取り立て屋に追われる日々を送っています。






ある日、バーの同僚から韓国人のカジノ王(イ、ギョンヨン)が介護者を募集している事を聞き、苦しい生活から抜け出したい一心から面接に行きました。





面接に現れたのは秘書のソンヨル(ユ、ヨンソク)でした。ソンヨルはジヨンに自分が会長の庶子だと明かした上で、現遺言書に書いてあるソンヨルの相続分は1割しかなく、残りは寄付されてしまうのを回避する為に会長を誘惑して後妻になって欲しいと持ちかけました。



後妻になれば会長の死後全財産が相続されるので会長が亡くなった後には半分をソンヨルに渡すのが条件でした。



ジヨンはソンヨルの頼みに応じ、会長の好みの髪型と清楚な身なりに変身し会長が住む大型クルーザーへと向かいました。クルーザーにはキャプテン(パク、チョルミン)他、十数人の使用人と会長がジヨンを待ち構えていました。






会長は使用人を笛で呼びつける傲慢で偏屈な人間でした。自分に近づいて来る者はハエ同然だと罵り、ジヨンはうまく誘惑出来るのか不安になりソンヨルに相談しました。





隠密にソンヨルと会ううちに親密な仲に。





会長は気丈なジヨンと前妻を重ね合わせていました。前妻と嫡子が事故で亡くなってからは1度も弾かなかったピアノをジヨンの為に聴かせました。やがて、ジヨンは会長から求婚されました。






しかし結婚パーティーの翌朝、ジヨンが目覚めると会長がベッドの中で死んでいました。順調だと思っていた計画が会長の死で狂い始めます。


ソンヨルはジヨンに恐ろしいアリバイ工作を持ちかけました。それは、、、。





指差し これ知ってました?



原作はカトリーヌ、アヌレーの「わらの女」で、1964年に米英合作でショーン、コネリー主演で映画化され、日本でも1974年に銀河テレビ小説枠でドラマ化しています。どちらも古すぎてみてないんですが「隠密な計画」は51年の歳月を経て韓国版にリメイクした作品なんですよ〜。








サクッと感想


主演のイム、スジョンは冒頭の場末のビールバーの売り子は厚化粧で疲れた感じでしたが、ユ、ヨンソク演じるソンヨルにスカウトされてから知的で清楚な女性に変身し、まさにシンデレラのようで、ワクワクしてみれました。



ユ、ヨンソクは好きなんですが、ドラマでみるソフトなイメージが強すぎて、この配役もしかり、悪の部分がイマイチ足りず、もう少しダークで2枚目な俳優さんだったら(ごめんなさい)もっと心理戦が深まったのかもと残念でした。



会長を演じたイ、ギョンヨンさんは「ミセン」の重役や「夫婦の世界」の会長を演じられていた方でしたね。クセのある役柄の似合う俳優さんです。なんといっても映画後半の存在感に震えましたびっくり‼️



全体的には韓国映画でもフランス映画の様な雰囲気がある好きな作品です。





画像お借りしました。



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では、また照れ照れ照れ