2008年2月4日、NHK BS2 で、この映画を観ました。

主演はこの DVD および サウンドトラックCD のジャケット写真の人、

ジャック・ニコルソン。

とっても柔和でありながらも、どこかに鋭さも持ち合わせ、どことなく憂いも感じさせる... 『素敵な表情』 の役者さんです。




http://www.hmv.co.jp/product/detail/2627550

↑ DVD。 映画のあらすじ は こちらをご参照ください (同作品をご覧になっていない皆様には ネタバレ の危険性あり!ご注意ください)。




http://www.hmv.co.jp/product/detail/61855

↑ サウンドトラックCD も あります。


1963年のオレゴン州立精神病院を舞台とした物語です。

ラスト・シーンについての詳細は伏せておきますが、酷く衝撃を受ける内容でありながらも、同時に何かしらの 『光』 が見えるような...私はそういう印象を持ちました。

私自身を 『光で照らしてくれた』 ような...。

観て良かった。

素晴らしかった...!


昨年、話題になった映画 『殯の森 (もがりのもり)』 のテーマも この映画のそれに通ずるものがあるのかな...とも感じました。

http://www.mogarinomori.com/

人が皆、それぞれに与えられた時期に、自然と迎える 『死』 というものは、決して悪いものではないのではないと思うんです。




以下、ちょっと話を脱線させます。


僕は、『殺人』 については もちろん強く反対しています。


『死刑制度』 についても、僕は反対です。

日本には 現存する 『無期懲役』 に加えて 『終身刑』 が導入されるべきだと、今の僕は考えています。

そして 『死刑制度』 は廃止するべきであると。




同時に僕は 『自殺』 についても強く反対しています。

そりゃあ死にたくなるときはあるよ...。

たぶん、誰でも (当然僕も)、ね。

様々な原因で、ね。


だけど、たぶん...、きっと...、それを選んではいけないんだと思います。


今までに それを選んでしまった方々は、きっと、僕なんかが想像すら出来ないくらいの、余程に苦しい経験をしたのだろう...と思うので、それを選んでしまった方々を非難する気持ちは、僕の中に毛頭もありません。


でも、これから先、彼らと同様の行動をしようとしているかたが、もしも いらっしゃったら、そのかたを僕は引き止めたいんです。


自殺のみならず、自傷行為も同様。


人は皆、『簡単には死へ向かわない、強い力』 を持っていると思うんです。

皆様、お気が向かれましたら、妹尾 河童 著 『少年H』 を読んでみてください。

僕も、(比較できないくらいに?)軽度ながら(?)、河童さんと似たような経験をしたことがあります。

(上巻) http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%91%E5%B9%B4H%E3%80%88%E4%B8%8A%E5%B7%BB%E3%80%89-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A6%B9%E5%B0%BE-%E6%B2%B3%E7%AB%A5/dp/4062645904/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1215791906&sr=8-1

(下巻) http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%91%E5%B9%B4H%E3%80%88%E4%B8%8B%E5%B7%BB%E3%80%89-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A6%B9%E5%B0%BE-%E6%B2%B3%E7%AB%A5/dp/4062645912/ref=pd_bxgy_b_img_b




反面、終末期と診断されたときに 『延命医療拒否』 をする権利はあって良いと思うんです。

患者さんが自らそれを望むのであれば。

この判断が、患者さん・ご家族・医師、みんなにとって非常に難しいことなんだろうけれども...。


患者さん、もしくは(患者さんが自分の意思を伝えることの出来ない場合には)患者さんのご家族からの...『延命医療拒否』 の希望があって、その希望に従った医師が後々糾弾されてしまうことも...止めて欲しいです。

...糾弾されてしまうなんて...悲しすぎることです。


...こういうことを語っていくと いろんな矛盾点が出てくること、僕自身も いくらかは感じています。


この文章を真剣に読んでくださった皆様も、それを感じているのではないでしょうか。

どうもありがとうございます。

難しいですね...。


すみません。

今日は僕、ここでサジを投げてしまいます。

だけど、ゆっくりでもいいから、一生涯掛けて考えるべき大切な課題だな...と、今の僕は感じています。


脱線は以上。




さて、映画の話に戻ります。


人が  『 【普通】 であること 』  には、果たしてどれほど重要な意味があるのか?

きっと...、善も悪も 『その対象を見る角度』 のようなものによって変わるんぢゃあないか、と。

だからこそ、その人・その物事から 『良い部分』 を沢山引っ張り出すような、持ち上げるような、そういう生き方をしていこうではないか、と。

どんな人に対しても、どんな物事に対しても、そういうふうに接したい。


この映画のような手法で 『前向き思考』 を描くやり方に、僕はとっても共感するのです。

『カッコーの巣の上で』 と出会えたことに、感謝!