2003年の発売だったらしい このアルバム (DELUXE Edition となってからのものです...。『企画盤』と言っていいのでしょうか?) を1年ぐらい前に入手しました。
それを半年前ぐらいに改めて聴き直したところ...、とっても感銘を受けたので、ちょっと書いてみます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2564197
入手直後に聴いたときは 『なんだ、極々ありふれたブルーズ・ロックのライヴ盤か...』 などと物凄く過小評価...というか、ちゃんと聴けていなかったんですね、僕が。
そのとき僕はクルマを運転しながら聴いていたんだったかな...?
当時は自分が この手の音楽を欲していなかったのかも...??
いずれにせよ、僕が悪いんですよ、すみませんでした!(笑)
2008年に入ってから、 「あ、このアルバム、ほとんど聴いていなかったな...。今、もう一度聴いてみたらどんな印象を持つんだろう?」 と、本作をCDプレイヤーに。
もう、愕然...!
ライナーノーツによると、彼らは事前に各曲の構成を軽く打ち合わせただけで、ほとんど即興に近い状態での演奏だというのですから...、尚更驚いてしまうわけです。
それまでの僕の中では、ライヴ・アルバムの最高峰として THE BAND の “THE LAST WALTZ” が筆頭に挙がっていたのです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/436017
これら2作を比較して 「どちらが上か?」 なんていう論議は愚の骨頂かもしれないのですけれども...、
この “THE ALLMAN BROTHERS BAND AT FILLMORE EAST” を改めて聴いてみたところ、 『新たに僕の中における最高峰ライヴ・アルバムを見付けた!』 という喜びが湧き上がってきました!
私、アマチュア・バンドをやっている割には本当に無知でして...、このバンド、ドラマーが2人でプレイしていることも知らなかったのです。
ブッチ・トラックス と “ジェイモー”ジェイ・ジョハンソン のツイン・ドラムス。
その醍醐味が そこかしこに散りばめられていて大興奮です!
もう、単なる 『ブルーズ・ロック』 なんていう枠には収まり切らないです。
当初、前述のような印象を持ってしまっていた自分が恥ずかしい...。
これはジャズであり、フュージョンであり...。
いや、形式ばった言葉なんて似合わない。
これこそ音楽。
音楽そのもの!
全ての音楽好きのみなさんに聴いてみていただきたい作品だと思いました。
デュアン・オールマン (人によっては 『デュエイン・オールマン』 というカタカナ表記もされているようです) の スライド(ボトル・ネック)・ギター も素晴らしいです。
僕、やっぱりスライド・ギターが大好きです。
この 『継ぎ目なく音が移動していく様』 、この 『浮遊感』 とでもいうのでしょうか。
なんとも心に響く音色なんですよね...!
また、彼らのようにギターだけではなくオルガンも入っている音楽は、僕の心を強烈に引き寄せます。
...実は私、このアルバムに行き着くまでの経緯が変わっておりまして...。
まずは ピーター・バラカンさんがD.J.を務める、NHK-FM “WEEKEND SUNSHINE” 。
http://www.nhk.or.jp/sunshine/pc/index.html
毎週土曜日の朝7時15分~9時の番組ですが、オールマン・ブラザーズ・バンドに興味があるかたは是非とも一度、お聴きになってみてください。
ホームページ上にプレイリストもありますので、『どんな曲を流してくれるの?』 と探ってみるのもよろしいかと思います。
数年前に僕は この番組の中で、デレク・トラックス・バンドの存在を知ったんです。
デレク・トラックスは、一番最近のエリック・クラプトンの来日コンサートでも素晴らしいスライド・ギターを披露してくれていました。
そしてデレクはオールマン・ブラザーズ・バンドのドラマー ブッチ・トラックス の甥であることを知りました。
そして手に入れたこのアルバム。
永遠に語り継いでいっていただきたい作品です。