遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

 

今回のテーマは『徹底』です。

 

徹底というと、十分にとかすみずみまで行き届くとかいう意味で今日使われています。

 

普段何気なく使う言葉ですが、実は仏教からきた言葉なんです。

仏教で徹底というと、物事を自分で深く理解して自分のものにしているという意味でつかわれます。

 

徹底の由来は、次のような比喩からきたと言われています。

昔、ガンジス川のほとりでウサギ、馬、象がいました。

ウサギは、川を短い足で水面を泳いでいった。次に馬は、ウサギより深く水をかいて川を渡っていった。最後に象は川の底まで足がついたので川の底深く地に足ついて川を渡っていった。

 

このたとえは何を意味するかというと自分の理解度を例えたものです。

 

ウサギは物事の表面だけ知っている状態、馬は物事の表面だけでなくその物事の側面まで知っている状態、象は物事を表面や側面だけでなく、限りなく全部を知っている状態といった具合です。

 

徹にはつきとおすなどの意味があるので、徹底は底までつきとおすことです。つまり象のような状態ということです。

 

なかなか先の例えの象のようになるのは難しいです。

しかし、いろいろなことについてそのことを知っているだけではなく、自分で体験し、考え、その知識が自分の血肉となるように日々行動していきたいものです。

今年は、亥年です。様々なことに『徹底』して取り組み、目標に向かってイノシシのように直進していきたいと思っています。