三冠を目指すベレーザ。そのうちの一つが国体。その国体に参加するための予選として関東で開かれるのはミニ国体。この大会、参加資格はアマチュア。プロ契約を結んでいる澤は試合に出る事が出来ない。去年兵庫で参加していた川上も出る事が出来ないようだ。ユニバ代表で近賀・岩清水・松林もいない状態でミニ国体に臨まなければならない。故障選手も抱えていてやや前線の選手が不足気味かなという心配も。しかしそんな予選ではリーグ戦で見れなかった選手も見られるという楽しみもある。復帰した戸崎、メニーナから小林詩織、松原が出場選手登録された。選手のユニを見たのだが、色は甲府か鳥栖のようなブルーで番号は2年前のマリノスのユニフォームみたいだった。普段緑で見慣れているだけに違和感があり。番号が16までしか使えないため普段とは違うのでこれも違和感あり。また、35分ハーフであるため少し短い。まぁ連日での戦いだし致し方ないかこりゃ。


  永里 荒川
 大野   伊藤
  南山 酒井
宇津木    中地
  豊田 四方
   小野寺


怪我が再発してリーグ戦中断前は出場がなかった荒川が戻ってきた。登録上は3トップだが大野が一つ後に下がっているように感じた。伊藤のCKから宇津木が頭で合わすが惜しくも枠を外れる。これがベレ、いや、東京の初シュート(うーん、慣れないなぁ)相手の右再度のスピードに脅かされることはあったがそれ以外では特に攻撃に怖さは感じなかった。マラドーナのようなFWには驚いたが。右サイドからドリブルで中に切れ込んだ伊藤がミドルシュート、これをキーパーが弾くもゴールに入りベレーザが先制する。中地のフィードが荒川に通ったが相手の戻りが早かったせいか惜しくもゴールには至らず。なかなか相手陣内で攻めきれず滞った展開に。そしたらチームの動きは早かった。南山を下げて戸崎を投入。戸崎を右SBにして中地を左に廻し宇津木を一列前に上げてきた。大野からのスルーパスに伊藤が抜け出し落ち着いて決めた。その後はCKの連続だったがゴールには至らず。群馬が粘り強い守備を見せていた。


   泉 荒川
    伊藤
 宇津木 戸崎
    豊田
中地     松原
  田村 四方
   小林詩


東京が強いのは上手さも勿論だがスタミナも大きな要因だ。最初からフルの運動量で飛ばして行き相手を疲れさせてもまだこちらは衰えない。そのせいか後半時間が進むにつれて試合をより支配していくというケースが多い。この日も例外ではなかった。点が開いてもますます運動量が上がっていくように見えた。宇津木が大野に渡して少しキープした後ミドルを決めて3-0。翌日の試合を考え、また経験を積ませるために交代枠を全て使った(ミニ国体では5人全て交代が許される)酒井がつけていたキャプテンマークは中地の腕に。右サイドを上がった松原のシュートが右に流れたところを戸崎がクロス、それが中を一つ経由してフリーの宇津木へ。狙い済ましたミドルはゴール右のポストを叩きゴールへ入り4-0。伊藤のスルーパスが前線の荒川へ。その前にも一度同じような場面がありその時は外してしまったが今回は流石に落ち着いて決めた。久々にガンちゃんのゴールが見られたのは嬉しい。その後も攻め続けそのまま試合終了。国体進出に一歩前進した。


選手の出来を中心に所感を。先日代表に選出された伊藤の出来が素晴らしかった。相手選手もマークしてる途中に「やばいよやばいよ」と苦笑いを浮かべていたくらい上手さが出ていたのだろう。動き出しの早さとパスの正確さ、そして巧みに交わすドリブルとどれをとっても良好であった。この日はいつもと違い10番を背負っていたがその背番号の役割は十分に果たしたでしょう。代表選出を機にますます輝くかもしれない。楽しみだ。その伊藤と共に左サイドで起点となったのが同じレフティーの宇津木。前目にしてからどんどんクロスを入れるようになり、ゴールも決めた。後でも前でも頼もしさがある。初めて見た選手達、まずは右の松原。積極的に上がりサイドに開くよりは中にポジションを取りゴールを狙う姿勢が見えていた。ずっとモエだと思っていたけどめぐみと読む事を今日知った。戸崎はスピードもあり、クロスは直線系。スピードのあるクロスを入れてくる。左足でも何度か蹴っていたが基本は右利きなのだろう。泉はややオフサイドトラップにかかっていたけれど、常に裏を狙う姿勢は良い。得点のにおいは感じさせた。あとは出場機会か。
オフェンシブハーフの層が薄いように感じてどうなるかと思っていたがなんということはなかった。複数ポジションをこなせる選手が多いせいかうまく廻っていたと思う。運動量のある選手達だし、3ボランチといっても守りっぱなしじゃないのだから見ていて十分に楽しかった。明日の試合も無事に勝ちユニバ組みを迎えて国体優勝に向かって進んで欲しい。