今日、3月20日は春分の日です。
春分の日は昼と夜の長さが同じと教わってきましたが
本当でしょうか・・・・・?
3月20日の東京の
日の出時刻は 5:44:20
日の入り時刻は17:52:55
ということは(日の入り時刻 - 日の出時刻)である
昼の時間=12時間8分35秒となります。
昼の時間は12時間ではなく8分35秒も長い!!!!!
今まで教わったことは嘘だったのか・・・・・?
いえいえ、それには訳があります。
(訳―1)
日の出、日の入りの定義が太陽の中心ではないことです。
日の出は太陽の上辺が地平線から出る瞬間で、日の入りは
太陽の上辺が完全に地平線から沈む瞬間なのです。
すなわち、太陽が地平線から見え始めた瞬間が日の出で
まったく見えなくなる瞬間が日の入りと定義されている
ためなのです。
日本では明治35年までは太陽の中心を基準として
いましたが、“もう太陽が出ているのに”、および、“まだ
太陽が出ているのに“ 夜と呼ぶのはおかしいとして
明治36年から太陽の上辺が基準となりました。
したがって、日の出・日の入りで太陽の直径の半分ずつ動く
時間だけ昼が長くなります。 日の出、日の入りを合わせて
太陽の直径分動くことになりこれが約2分です。
(訳―2)
天体から届いた光が地球の大気により屈折して、地上から
見た場合、天体の高度が実際よりも高く見える現象(大気差)
のため太陽が浮いて見えることにより、その分だけ日の出の
ときは実際よりも早く、日の入りの時は実際よりも遅くまで
見えます。
(大気差:点線の位置に天体が見える現象)
特に地平線に近い天体は大気の中を長く通るので屈折が大きく
なり、大気の状況によって異なりますが太陽の視直径よりも
大きくなり、これが約5分あります。
(訳―3)
日本では太陽は地平線に対して垂直に昇り沈みするのではなく
斜めに昇り沈みします。その分だけ昼が長くなります。
これが約1分です。
そんな訳で春分の日ですが昼の時間は約8分長いのです。
自然でさえ理想の計算通りに行かないのですから、我々の
住む俗世間が理想通りにならないのは仕方のないことか・・・?
おわり

