こんにちは!!
10月に入り雨が多くなりました。
干上がっていた入鹿池は一安心でしょうか。
お米たちはずいぶん頭が重たくなってきたようで
色は金色に近づいてきました。
(生活している場所が違うと季節を感じるものも変化しますね)
さてさて、テニスストーリー②は
⑴受験生でもJr.2をやり切った子
⑵私立高校の受験前日までしっかり90分練習をした子
の二本立てでございます。
「テニスをすると頭も良くなるって本当?」
本当ですと言える実例です。
⑴受験生でもJr.2をやり切った子
Jr.2の練習は3時間平日毎日あります。
受験生がやるには長いですよね。
しかし、上手に時間を使って通いきった子がいます。
結局その子は希望校に合格し、今は国家試験現役合格を目指して勉強中です。
その子の上手な時間の使い方とは。。。?
「やれる時は3時間、できない時は15分でもやる。」
です。
受験生だからテニスはできない(やめなきゃいけない)
テスト期間だからテニスは休み。
こういった考え方はある意味洗脳です。
ゼロかイチではなくできる方法を探すところに頭の良さが出ます。
勉強のためにテニス休みます!!
勉強のために部活辞めます!!
そんな理由ほど志望校には行けないし、家でダラダラゲームしています。
「今日は塾があるので30分で練習終わります。」
「今日は1時間遅れて練習に参加します。」
そんな工夫を続けて受験期間を過ごしていきます。
・決まった時間の枠にとらわれることなく、自分のやりたいこと
やるべきことの優先順位を明確にして時間を使い分ける。
ナイスマネジメントですね!!
今クラブに来ている高校生も練習前後はクラブハウスで参考書を広げています。
当然かのように、ルーティンです。
こんな考え方はテニスに現れます。
自分のやるべきこと、やらなければならないことがわかっていて
そこにどれだけの時間と労力を使う必要があるのか。
わかればできるし、達成できなくてもフィードバックができます。
頭がいいとか悪いとかではなく
そういうマネジメント知っているか、知っていてやれるかどうかだけです。
⑵受験前日まで90分練習をやり切った子
東海高校の受験前日に90分厳しい練習を叱られながらやれる子は
どのくらいいるんでしょうか?
毎日の積み重ねの成果です。
勉強はテニスと同じく、前日に必死にやったからといって身になるわけではありませんね。
定期テストくらいなら一夜漬けでできますが、
受験くらいになると毎日の積み重ねで身になっていないといけないのではないでしょうか。
「毎日やっておけば前日に特別なことをする必要はありません。」
いつも通り生活していつも通りの実力でテストや試合をして帰る。
それだけで良いのです。
この子は選手としてガツガツやっていたわけではなく
高校に行ったら野球部に入りました。
そしてレギュラーで活躍しています。
僕がこうやってブログのネタにしたり
これからの子どもたちに偉そうに言えるのは
これまで育っていってくれた子がいるからです。
テニスが上達するにも
勉強ができるようになるにも
人生を豊かにするにも
それなりにやっておいた方が良いことがあるのですね。
実るほどこうべを垂れる稲穂かな。