昨夜、日本のある製造業であるKH社の財務経理部長のポジションの最終面接を受けたのだが、今朝エージェントから不合格通知が来た。入社時期が合わなかったということが理由だそうだ

まあ、しょうがない。結構志望度合いは高かった。しかし面接の1時間前にyoutubeで会社のゆっくり解説動画を見つけたので視聴したが、なかなかシビアな内容だった

KH社は5年以上前に外資PEファンド傘下に入った。大手企業からのスピンアウトだった。これを機に、自主独立路線で成長を遂げる目算だったのだろうが、厳しい茨の道が待ち構えていた

かつて使っていた大手企業のブランドも、PEファンドに入ってからは使えなくなった。売上高はピーク時の4分の3まで減少しており、決算公告を見たのだが、直近5期は特別利益を計上した期を除いて、4期は赤字だった。しかも前期は3桁億円の最終赤字である

PEファンドも昨年イグジットを試みたようだが、買い手がつかなかったようだ

もちろん、転職エージェントからはそんな情報は受け取っていない。だからこそ独自の企業研究は重要なんだと痛感させられた

最終面接直前で嫌なものを見てしまった。気を取り直して面接に臨んだ、普通に質疑応答をして1時間のところ45分で終わった

後にして思えば面接中に入社時期を聞かれなかった。1次面接時には結構しつこく聞かれていたのにだ、それが伏線だったのだろう

また1次面接から気にはなっていたが、会社の将来ビジョンを聞いても、ファンド傘下であるためか、独自の考えが見えずらかった

しかも面接の1時間前に、別のエージェントと進めていた今夜の別の会社の最終面接を断ってしまった。そのしっぺ返しということか

もちろんそれらの事象に何ら関連があるわけではないが、何らかのつながりがあるだろうと思ってしまう。事前の企業研究は大事だ事前に気付いてよかったということと前向きに受け取りたい

今朝、また別の会社の最終面接の案内が来ていた。そこは最終面接前にリファレンスチェックを行い、その結果で最終面接に行けるかどうか会社が判断するようであった

リファレンスチェックは先週の前半に前職の上司と同僚にお願いしていたんだよな。彼らの回答内容はわからないが、同時に二人の顔が浮かんだ


忙しい中時間を割いて回答して頂き大変ありがたい。たとえ二人の協力に沿えなかったとしても、卒業後の進路が決まったら必ず報告しようと思う