昨夜は昨年他界した祖母の法要でした。
 
 法要では、住職のありがたいお話がありました。
 
 「日蓮聖人はお弟子さん達に、『臨終のことを第一に考えよ』とおっしゃったそうです。」
 
 そうだなあ!いいこというなあと思いました。
 
 会社の事業計画とか、人生設計をするときには、まず臨終のことを考え、遺言を書くことからはじめるといい!
 
 そういうふうに聞いたことがあるなあ。
 
 自分がどんなふうな死期を迎えたいか?どんなふうな生きざまを選択するのかということを原点に持ってくれば、いい目標設定ができると聞いたことがあります。
 
 お釈迦様は、人間には生病老死がかならず訪れる、その生病老死をどう受け入れつきあっていくか?というところが大切なんだと説かれたそうです。

 そういやあ、先日、金スマ皆さん御覧になりました?世界八大陸の難所を登山してる登山家の話でした。 
 なんでもその登山家の人は、お母さんが亡くなられるときに「ありがとう、ありがとう」って言いながら亡くなったことをずっと心にとどめているのだそうです。
 
 植村直巳さんも到達できなかったエベレストの単独登頂にチャレンジし続けるのですが、苦しいときは常に「ありがとう、ありがとう」と言いながら登山しているのだそうです。

 エベレストなんて、めちゃくちゃ酸素濃度が薄い極限状態なんだそうですよ。
 生病老死とどう向き合っていくか?これからの人生まさにそういうことがたくさん起こるんだろうなあ?