先日、実家のほうに行くと、父が一枚の紙をずいぶん長い間見つめていたので不思議に思いました。

 なんだろうなあ?何をそんなに眺めてるんだろう?
 そう思って たまらず 父に聞きました。その紙きれ何?

 その紙は 市の広報紙でした。宍粟市のゼロエミッションの話だったんですね。宍粟市の木材や間伐材を利用した、バイオマス燃料を使いましょうとの話なのですが、父も最近ずいぶん興味をもってるようです。
 先日、実家で、薪で沸かしたお風呂に入ったことを書きましたが、バイオマス利活用の一つに このお風呂での活用ということがあげられているようです。

 最近では、結構みなさん、バイオマス燃料で沸かすことのできるお風呂にかえているという噂を聞きました。

 父にそんな話を聞く前に、バイオマスの普及は少し難しいんじゃないかな?という否定的な意見を言ってましたが、少し考え方がかわりました。

 使いみちはいろいろあるんじゃないかな?お風呂に使える?そう思いました。
 
 12年ほど前に、合併を見越して、宍粟森林王国という言葉をはじめて聞きました。市側も市民もいろいろ試行錯誤してきましたが、いよいよ現実的に何をすべきか?ということが見えてきはじめたんじゃないでしょうか?

 バイオマスは身近なところからの利用が現実的であること。

 12年たって、今少しずつ進むべき方向性が見えてきた気がします。