業績その２。
・郵船 平成27年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=3374&info=1126724
新造船の供給圧力は強く、市場は弱含みだそうですが、為替と燃料価格の下落に支えられ増収増益です。今期も状況は大きく変わらず、加えてコスト削減も行い増収増益予想です。
「クルーズ部門は、ワールドクルーズや欧州方面のクルーズが好調に推移」とか、ええなあ。
28.3通期（百万円）
売上高 2,420,000（0.8）
営業利益 88,000（32.9）
経常利益 90,000（7.1）
当期純利益 55,000（15.6）
1株利益 32.43
・ＪＡＬ 平成27年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=10898&info=1127076
予想の前提がどこにも無かったんで説明会資料探してきたらありましたね。減収の上、燃料代が上がる前提で減収減益予想になっています。
2015年3月期決算説明会
http://www.jal.com/ja/investor/library/results_briefing/pdf/fy2014q4_0430ja.pdf
28.3通期（百万円）
売上高 1,328,000（△1.2）
営業利益 172,000（△4.3）
経常利益 169,000（△3.6）
当期純利益 144,000（△3.4）
1株利益 397.24
・ＡＮＡ 平成27年３月期 決算短信[日本基準]（連結）
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=3396&info=1127212
こちらはJALと比べ発射台が低いせいもありますが、前期に加え今期も増収増益予想です。発着枠の獲得、航路や機材見直しなど、施策がたくさん書かれています。
28.3通期（百万円）
売上高 1,790,000（4.5）
営業利益 115,000（25.6）
経常利益 90,000（34.1）
当期純利益 52,000（32.5）
1株利益 14.88
・ＪＲ西 平成27年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=3315&info=1126966
尼崎の脱線事故から10年経ちますが、短信の書き出しはそれ以来ずっと事故に触れた後、安全に気をつけますという文章が続いています。
大阪駅前の伊勢丹は大失敗しましたが、流通、不動産は約3,000億円で、全体の2割ですね。しかし、JR各社の定性情報は、鉄道好きが読むとはまりそうな記述してますね。
28.3通期（百万円）
売上高 1,391,500（3.0）
営業利益 148,500（6.2）
経常利益 130,000（6.6）
当期純利益 81,500（22.2）
1株利益 420.96
・キリンＨＤ 平成27年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=440&info=1127284
駆け込み反動もありますが、1Ｑは減収減益、それもお酒、飲料セグメントが赤字ですね。協和発酵が稼ぎ頭になってます。海外売上高比率は約30％ですね。企業結合の会計基準早期適用によるのれんの見直しで営業利益以下を上方修正しています。
・アサヒ 平成27年12月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=439&info=1126963
・アサヒ 連結業績予想の修正に関するお知らせ
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=439&info=1127157
こちらは伊藤忠商事との中国出資先での資本移動に絡む取引で、頂新グループが持分法になった事で、経常利益以下を上方修正です。こちらもキリンと同様１Ｑは減収減益ですが、お酒セグメントはしっかり利益を出しており、海外でも伸ばすなど、キリンとの時価総額の差はこのあたりにありますね。海外売上高比率は約16％です。