業績、決算(ゼンショー、ソニー、藤商事、エニグモ、アミューズ) | たにやんのブログ

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会計、開示、その他

続いて業績いくつか。

・ゼンショーHD業績予想の修正に関するお知らせ
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=2441&info=1108607
(億円)
売上      5,092→5,113
営業利益    ▲17→26
経常利益    ▲24→23
当期純利益   ▲75→▲102

まあ、予想は保守的だったと思います。しかしワンオペ解消されてるんですかね。「牛丼チェーン「すき家」において、深夜営業休止店舗の営業再開が想定を上回るペースで進んでいることが主要因」とのことです。すき家行ってないけど。

・ゼンショーHD連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別損失の計上に関するお知らせ
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=2441&info=1108609
不可解なのは、2006年から連結した会社の譲渡損が146億で税効果が65億、にもかかわらず純資産が300万ドルしかないことです。純資産が減ってると言うことは連結の簿価は損失出して切り下がってるはずで、ここまで損は出ないと思うので。期末の有報開示待ちですかね。

・ソニー 平成27年3月期 第3四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=2025&info=1108598
3Qまで売上6.2兆、営業利益1,663億出てるのになんで期末営業利益が200億まで落ちるん?と思ったら、「構造改革費用」や事業撤退費用が全部で3,350億あって、これからまだ1,500億以上計上されるんですね。しかし、会計システムにも「構造改革費用」って勘定科目が入ってるんだろうか。「とりあえず構造改革費用で」みたいな。

・藤商事 業績予想の修正に関するお知らせ
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=10412&info=1108590
(億円)
売上高  500→560
営業利益  50→77
経常利益  50→77 
当期純利益 33→48

「パチンコ不調をパチスロ好調でカバー」だそうです。大阪の会社なんですが、7~8年前ぐらいまでオフィスが「喫煙可」だったと聞いたことがあります。(今は違うそうです)

・エニグモ 平成27年1月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=10894&info=1108610
「BUYMA」という、海外からブランド品などを購入代行で輸入するサービスを提供する会社ですが、来期予想が弱いんですね。
(百万円)
売上   3,436  50.3%
営業利益  702 △41.3%
経常利益 702 △41.5%
当期純利益 432 △39.0%

なんで?と思って説明資料見ると、TVCMやるそうです。中期計画では2017年に営業利益30億円を目指しているそうで、本日それに合わせて、モンテカルロシミュレーションを使った有償ストックオプションの発行も開示しています。

決算説明資料
http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2015/03/IR_20150317.pdf
業績目標コミットメント型ストックオプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=10894&info=1108611


・アミューズ 通期業績予想及び配当予想の修正並びに特別損益の計上に関するお知らせ
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=1007&info=1108643
(億円)
売上高  354→388
営業利益  33→41
経常利益  34→43
当期純利益 21→27

これ、紅白のサザン効果ですかね(違うと思う)