ラジオ日本SWEETの月曜日は毎週、映画をご紹介してます!




6月20日(月)にご紹介したのは、
2021年度の韓国映画No.1大ヒット!7月1日(金曜日)公開の映画『モガディシュ 脱出までの14日間』
 
ブレイントラスト 猪早さんにご紹介いただきました!



 
【あらすじ】
1991年、ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出―
韓国民主化から3年、ソウル五輪からわずか2年後に起こった知られざる実話を描き韓国のアカデミー賞こと<第42回青龍映画賞>にて最優秀作品賞、監督賞
含む5部門受賞するなど2021年度の賞レースを席巻!2021年韓国映画No1大ヒットした話題作です。
1990年、ソウル五輪を成功させた韓国は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国にロビー活動をしていた。ソマリアの首都、モガディシュの
韓国大使ハン(キム・ユンソク)はなんとかソマリア政府上層部の支持を取り付けようと奔走している。一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮も国連加盟を目指しており、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんな中、政府に不満を持つ反乱軍によってソマリア内戦が勃発し、国はたちまち大混乱に陥る。各国の大使館は略奪や焼き討ちにあい、外国人の命の危険が差し迫っていた。反乱軍に襲われ北朝鮮大使館にいられなくなったリム大使(ホ・ジュノ)は職員とその家族たちを連れて、絶対に相容れない韓国大使館へ助けを求める決心をする。果たしてハン大使は彼らを受け入れるのか、そして全員モガディシュから生きて脱出できるのか、その方法はー?

 私も一足先に観させていただきましたが、

ハリウッド並みのリアリティの追求と、迫力が凄く、一体いくらかかっているんだ!?と思ってしまうくらいスケールが大きかったです!

 そして、いま世界で起きている争いや国同士の問題など、 
目を背けずに、考えなければならないことが沢山描かれていました。
    
こちらの映画は、国か命かの選択を迫られた大使館員たちの実話に基づく衝撃の人間ドラマなのですが、わずか30年前にこんなことがおきてちたなんて、と驚くばかり。
ウクライナ危機など昨今の不穏な世界情勢も彷彿させる、まさに今見るべき映画。
考えさせられることも多い内容ながら、決して重苦しくもなく、妙なヒロイズムもなく、ちょっとした笑いや手に汗握るカーアクション、そして男だけでない女性たちのさりげない交流にもほろりとする、様々な要素が詰まった見事なエンタメ作品。

前半は国連加盟を目指して足の引っ張り合いをする北と南の大使たちの姿がコミカルに描かれていて、思わず笑ってしまうところも多いですが、
そうした日常が変わっていく様はとにかく衝撃的。
日常は当たり前ではないということを痛感させてくれます。
そしてラストがとにかく胸に響く。スカッと楽しめるエンタメ作品ですが、国と人の命について改めて考えてしまう、
本当に今だからこそご覧いただきたい映画です!
 
 
監督は、韓国のタランティーノこと、『ベテラン』『ベルリンファイル』『生き残るための3つの取引』のリュ・スンワン監督。
 
 
キャストにはキム・ユンソク(『1987、ある闘いの真実』)、ホ・ジュノ(『国家が破産する日』)、チョ・インソン(『ザ・キング』)、ク・ギョファン(『新感染半島 ファイナル・ステージ』)など韓国最高の俳優陣が顔を揃えています!
 
また、舞台のモガディシュの有るソマリアは今も内戦が続く渡航禁止国家の為、撮影場所を探すため4か月にわたりロケハンを行い、西アフリカのモロッコで
オールロケで撮影。
実際にかつての駐ソマリア大使館職員も最適なロケーションを
見つけたと感心したらしいです!海外でのオールロケの撮影は大変で、撮影6か月前から
政府の協力のもと、舗装された道路の上に直接土を重ね90年代当時の道を完成させたり、強烈な自然光を収めるために時間帯別に細かく撮影するなど、
約3か月にわたるオールロケ撮影を成し遂げたそうです。

本当に現地にタイムスリップしたかのような、リアリティさにはビックリでした!
 
 
単純にエンタメ作品としても楽しめる、とにかく見て損はない映画。改めて、韓国のエンタメ業界の凄さを実感できる作品です!
 

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』は、来週7月1日(金曜日)より公開です。
 

映画コーナーでは、
鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししています!是非聴いてください♡

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