「ドライブ・マイ・カー」を観てきました!



村上春樹さんの短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編「ドライブ・マイ・カー」を、
「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した濱口竜介監督により映画化された作品です。

第74回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞ほか全4冠、日本アカデミー賞8部門受賞だけでなく、
第94回米国アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか4部門ノミネート! 映画賞レースで大きな話題になっています!

【あらすじ】は
舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに気づかされていく。というお話。

上映時間が3時間と長いのですが、その時間の流れ全てが美しくてあっという間だったのにはビックリしました。

役者陣の演技力、景色の綺麗さ、予想もつかない展開が散りばめられた脚本など全てが洗練されていると感じました。

個人的には正直、原作者の作品はあまり得意ではなかったのですが、この映画では、村上春樹さんの魅力が映像によって表れている気がします。
ただ、「ヌタウナギ」が今でも頭から離れません、、、
村上さんの、主人公が魅了される女性はやはりちょっと苦手ですw。

「ヌタウナギ」だけではなく、
何日たっても映画の余韻が心に残っていて冷めず、この映画について誰かと話したくなるのも不思議。
これだけショーレースを騒がしているポイントについて、
映画評論家の方に、プロの解説を聞いてみたい!

ワクワクさせられるエンターテイメント、という作品ではありませんが、ロケーションの美しさや音楽など、非常に想像力を掻き立てる作品。

自分の弱さを受け入れる強さとか、悲しみを乗り越えるための行程には共感も覚えました。

どんな風にしてこの物語ができたのか気になるので、
またいくつか村上さんの作品を確認したいと思います。

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