ラジオ日本SWEETの月曜日は

毎週、映画をご紹介してます!


131日にご紹介したのは

24日(金曜日)公開の映画『大怪獣のあとしまつ』



あらすじは

人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。

河川に横たわる巨大な死体は腐敗による体温上昇で徐々に膨張が進み、ガス爆発の危機が迫っていることが判明。

巨大怪獣の死体が爆発すれば、国民は混乱し、国家崩壊にもつながりかねない。

終焉へのカウントダウンは始まった。

しかし、首相や大臣らは「大怪獣の死体処理」という前代未聞の難問を前に、

不毛な議論を重ね右往左往を繰り返すばかり・・・。

絶望的な時間との闘いの中、国民の命運を懸けて死体処理という極秘ミッションを

任されたのは、首相直轄組織・特務隊の隊員である帯刀アラタ(山田涼介)だった。

果たして、アラタは爆発を阻止し、大怪獣の死体をあとしまつできるのか

そして彼に託された本当の〈使命〉とは一体―。


というお話し。「誰もが知る巨大怪獣の誰も知らない死んだ後の物語」というぶっ飛びの設定。

今までに観たことも考えたこともなかったので、とても新鮮で面白かったです!本格派でありながら、肩の力を抜いて楽しめる作品として完成していてる点が

見どころの一つです

  

劇中では、冷凍作戦やダム爆破作戦など色々なあとしまつ作戦を実行しますが、

ラストシーンにはサプライズが詰まっています!

 さらに、 劇中に出てくる巨大怪獣誕生には紆余曲折あって出来上がった背景があり、

天高く、足を上げた巨大怪獣の姿は、監督が提案した事がきっかけになっているそうですが、

茨城県の牛久大仏の高さが120mくらいの大仏を高速道路から眺めたのを思い出して、

「死んだときにあれぐらいの高さに足が上がっているのが馬鹿馬鹿しくて面白い。」

死後硬直で足が上がった状態はタワー感・オブジェ感みたいなところが肝になったそうです。

若狭新一さんいう怪獣造形の日本でもナンバー1の人の協力を得て

様々な制約がある中で、その制約を前向きにとらえ、怪獣を作り上げていったと、

三木監督は語っていたそうです。

大迫力の巨大怪獣にも注目してみてください!

 

 そして、もう1つの魅力は

出演者が豪華すぎる!ということ。主演を務めるような役者さんたちがビックリするくらい一瞬で出演されていたりします。

 

三木監督は自分の中にしっかりとした世界観を持っていて、

アドリブを一切やらないということですが、

主演の山田涼介さんも、

「監督はビジョンがはっきり見えていて、演者側としてやりやすかったが、逆にいい意味でどう期待を裏切っていこうか、

三木監督の想像の上を行く答えを出していかなければ、という気持ちになる」と語ってくれたそうです。

 


設定だけ見るとフィクションでが、本作で描かれる大怪獣が死んだ後の世界と、今私たちが直面しているコロナと

向き合わなければいけない現実。世の中の流れや、政治の動きなど、映画で映し出される物語は私たちが生きる現代にも通ずるものがあります。

この物語を観終えたときに、楽しさだけでなく、何か考えさせられるものが残るはずです。

『大怪獣のあとしまつ』は空想の物語ではありながらも、

今まさに未曾有の状況に直面している私たちにこそ、必要な作品であるかもしれません。


 往年の特撮ファンは勿論ですが、ファンの方々がお子さんも連れて、一緒に楽しめますし、

思わず惚れてしまうような、

カッコイイシーンが多いので、

是非、劇場に足を運んでみてください!


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