ラジオ日本SWEETの月曜日は
毎週、映画をご紹介してます!

11月29月曜日にご紹介したのは
12月3日金曜日に公開となった
『彼女が好きなものは』です。

スタジオには草野翔吾監督が来てくださいました!

【あらすじ】は
ゲイであることを隠して生きる高校生の純(神尾 楓珠さん)と、BL好きであることを秘密にしているクラスメイトの紗枝(山田杏奈さん)。
思いがけず接近した二人は、紗枝が純のセクシュアリティを
知らないまま、“ふつう”の男女として付き合い始めますが・・・というお話です。

難しいお話でしたが、真っ直ぐでピュアにぶつかっていく紗枝の気持ちに乗って見ることが出来、
純粋な気持ちで観ることができました!
そして、主人公が迷いや苦しみを持ち、悩んでいる場面では、
私は純の母親の気持ちになって切なくなったり、と色々な気持ちを考えるきっかけともなりました。
 
原作は、ナオトさんが2016年にWEBで発表し、のちに書籍化された
『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』です。

草野監督は最初、
「原作を背負うとしたら自分の力が及ぶのだろうか」という不安があったそうです。
『にがくてあまい』(2016)で同性愛者の男性キャラクターを撮ったとき、セクシュアルマイノリティに関する自分の意識や理解が未熟であることを実感して、その思いがずっとくすぶっていたそうです。
セクシュアルマイノリティを取り巻く状況は日々変わっていて、
本作のオファーをもらったとき、脚本も自分で書き、今の当事者や世の中ともう一度真剣に向き合いたいと思い取り組んだとお話をしてくださいました。

映画には草野監督の真摯な想いがそのまま出ていると思います。
今まで同性愛者の世界にまったく触れてこなかった、触れているのに気づいてこなかった人たちにこそ扉を開いて、それを知るきっかけになるとも思いますし、
自分とは違う価値観を持っている人と、どのように付き合っていくのか
改めて考えてる機会になると思います。

とても優しく穏やかな草野監督。
ついつい、沢山お話をお聞きしてしまいました♡

学生時代から映画を作り、活躍し続けていらっしゃいますが、
これからも監督がどのような作品を作られていくのかが楽しみです!

 

ラジオ日本SWEET‼︎
月曜日の映画コーナーでは、鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししていますので、是非聞いてくださいね🎬


#映画 #映画鑑賞 #彼女が好きなものは #草野翔吾 監督