ラジオ日本SWEETの月曜日は
毎週、映画をご紹介してます!
10月18日月曜日にご紹介したのは22日に公開になった『ひらいて』 (@hiraite_movie )

原作は綿矢りささんの小説『ひらいて』

あらすじは、成績もよくて、明るくて目立つタイプの愛は、同じクラスの“たとえ”に片思い。
ひっそりとした佇まいで寡黙なタイプだけど、聡明さと、どことなく謎めいた
影を持つ“たとえ"の魅力は、愛だけが知っていると思っていました。
しかしある日、彼には病気がちで目立たない「秘密の恋人」美雪がいることを知り、
いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かします。
誰も想像しなかったカタチで、愛の想いは爆発していくというお話。

私も一足先に観させていただきましたが…愛の気持ち、行動を全く理解できず、、、
だからこそ、物語がどの様に進んでいくのかがさっぱりわからずに、夢中になりました!

ゲストで来ていただいた
首藤凛 監督は、
「初めて読んだ17歳の冬から、この映画を撮るために生きてきました。」と語るほど
原作に惚れ込み、持てる才能と熱の全てを注ぎ込んで作ったそうです!「好きな人に好かれる」という価値観からはみ出した世界。
愛という主人公が暴力的な恋心を相手にぶつけ、拒絶され、打ちのめされる。
その中で、美雪という自分とは違う女の子に出会い、
憬れ憎み惹かれていく複雑さに魅了されました。
美雪と愛とたとえ、三人のこの物語でしか有りえない関係に触れて、
自分もいつか他者に受け入れられるだろうという予感に胸が震えました。
 と、お話をしてくださいました。
 
「ひらいて」の主な出演者は3人ですが、その3人の役所がとても難しい!
    
主人公・愛には山田杏奈さん。
若くして演技派として有名な女優なだけに、
とても難しい役どころを見事に演じられていました!

 
首藤監督は、本人は認めていらっしゃらない気がするのですが、愛に似ていると感じました。
芸歴も長く、自覚的に振る舞う大人っぽい面と、時々垣間見える無自覚に面白いところ。
一見溢れゆるぎない覚悟のある役者さん、自信のない部分や不安もありながら、
自己肯定感がしっかりと強い。女の子が嫌いそうで好きな女の子。
 
 
そして、愛の片想いの相手・どこか謎めいた雰囲気を持つ、西村たとえ役にはジャニーズJr.内グループHiHi Jetsの作間龍斗さん。
首藤監督は、見事にその綺麗さとバランス感覚に優れ、ユーモアもあって、物凄く綺麗な男の子。
でも常にどこか異質で、不安定に研ぎ澄まされていると感じました。
巫女みたいな方。と、話されていました!
 
 
そして、
たとえの秘密の恋人・美雪役には女優の芋生悠さん。
こちらもまたかなり難しそうな役。
私は見終わったあとに、普段はどんな方なのかが気になってネットで検索してしまいました!首藤監督の芋生さんの印象は
抱えている現場によって毎回印象が違うのですが、とにかくいつもグっと来る…。
抗いがたいような存在です。
とても人当たりがよく、優しい方ですが、もしかしたら演じること以外興味がない!?
と思うような、説得力があります。
 とのこと。
今回の作品はもちろん、今後も気になる女優さんです!
 
共感出来る方はもちろん楽しめますが、
自分では想像つかない世界を見せてくれるのが映画の面白さ。

是非、観に行ってみてください!

    
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鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししていますので、是非聞いてくださいね🎬


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